多忙大学生が自転車で行く日本一周

課題に追われる大学生が日本一周の出来事を記す備忘録的なブログです

81日目 贅沢な朝食と北海道庁へ 小樽→三笠

こんにちは、今日は小樽から札幌の北海道庁を経由し、目的地は三笠にあるライダーハウスです。親に送られてきたルートだと更に先の滝川まで行きますが、このライダーハウスは旧萱野駅が使われており、たびたびオススメされる場所なのでぜひ行ってみたいです。しかし調べたところによると予約とかはなく、当日に行って空いていないかもしれないところが問題です。とにかく、今日は札幌の市街地に行きますが必要最小限に、リスクを減らしてすぐに通り過ぎようと思います。

起床は朝7時半で、朝食の食べ放題を行くべきか否か迷いつつ、お腹の空き具合を探っていました。でもやっぱり食べ放題は魅力的です。8時前頃に行くことを決心し、レストランの方まで向かいました。入口では部屋番号をもとに順番に受付をしていました。僕は朝食なしのプランなのでそのことを伝え、朝食代2000円はチェックアウト時に支払いということで席取り用の札を持って入りました。

席をとったら食べ物を取りに行きますがまず目に入ったのがホタテです。貝ごと焼いてあってまずはこれを取ります。それからご飯のコーナー、酢飯を取り食べ放題のイクラをサーモンと一緒に贅沢にのせました。さすがに他の人もいるのである程度は自重しましたが、こんなにたくさんのイクラは食べるのが楽しみです!

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小皿でタコの煮物やきんぴらごぼうなんかもあって、美味しそうなものをいくつか取っていきました。朝なのでそこまで無理はせず、必要ならおかわりをすればいいのですから一回目は写真のように料理を撮っていきました。ブザーはキノコのオムレツを作ってくれているものです。

まず食べたホタテは見た目どおりに美味しいです!少し小さいですがおかわりができるのでこれは2枚目もいっちゃいましょう!タコの煮物も柔らかく、味が染みていて美味しいです。そしていくら丼はやっぱり贅沢ですね!味は普通に美味しくて、2000円であることを考えたら本当にありがたいです。

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2回目は刺身とカニを多めにチョイス。それから汁もつけたのですがこれが美味しい。ホッと温まる味ですね!しかしやっぱり朝なのでこの辺りでお腹が膨れてきます。さらに3回目は汁のおかわりとデザートとなりこれで朝食は終了です。まあ元は取れたかな。なにより贅沢できて気分がいいです!

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朝食を食べたら出発の準備をし、まずは札幌へ向かいたいと思います!ちなみにたま子さんに関してですが、聞いてみたら今日泊まろうとしているライダーハウスと同じところに行こうとしていたみたいで、現地集合となったので最終目的地はそこで確定ですね!ホテルを出発したのは10時前くらいですが、まずは近くのセブンイレブンで昨日に作成した日本一周の看板を印刷しました。

そこからは札幌へまっすぐ5号線を。しかし朝里を越えてからも坂道が続き、軽い峠みたいな感じで思っていたよりも上りました。ただ、昨日の雨の中走ったよりは天気がマシな分よかったですね。そして坂を下っていると反対側の歩道に荷物を積んだ自転車の人がいました。なぜ反対車線側を走っているのか分かりませんが、これはと思って僕も反対車線へ行って話しかけてみました。

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名前はまかべさんと言い、同じく大学生でした。北海道を回ろうと走っているのだそうで、歩道ではなんですから少し走ったところにある公園で話をしました。岐阜県出身で、大学2年生の時に休学をし、最初は原付で西日本を回ったそうです。そこから自転車へとシフトしたのだからすごいですね!彼は原付だと簡単だったからと言っていましたが、その快適さを知ってしまうと難しいのでは?受験勉強の合間に世界の歩き方を読んで海外を回りたかったのだが、コロナで無理なので日本をまわることにしたのだそうです。

そしてまかべさんはつい先ほど小樽から出発したそうで、これから北上していくので方向的には同じです。しかしここから海岸沿いのオロロンラインをずっと走っていくということで、札幌から少し内陸を走る僕とはルートが異なります。なんとその分岐点がすぐそこなので、一緒に走るのは不可能そうです。ちょっと残念。

あとは情報共有をして、僕は内陸を走るから関係ないと思っていたのですが、海側のルートは留萌までに2箇所通行止めがあったなと思い出しそれを伝えるとかなり驚いた様子で一生懸命調べてました。事前にこの情報を知れて助かったと言っていたのでよかったです!

1時間弱話をしたら時間がもう12時くらいになってしまったので残念ですが出発、本当にすぐのところでお別れをしました。まあ、方向的には同じなのでまた会えるかもしれません。ここから10kmほどを走り、まずは札幌駅の北口に到着しました。こちらはメインの改札側ではないみたいなので写真は南口で撮りますが、北海道庁の位置とコンタクトを買える店の位置を確認しながら札幌駅の南側へ回り込みました。

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札幌駅

先にコンタクトを買いに行きたいのですが、路上駐輪禁止の看板がたくさんあって、なかなか自転車をとめられません。そこで近くのローソンで買い物をし、自転車はそこで走ってコンタクトを買いに行きました。店が地下にあるので、店の前に止めるといったことができないからです。

そこまで時間もかからずコンタクトを購入。まだ数に余裕はありますが、ここから先は店がないので必然的にここで買わなければいけませんでした。そして次は北海道庁東急ハンズも寄って行こうかと思いましたがそれはやめました。北海道庁もすぐ近くです。ナビや看板に従って行ってみるも北海道庁の文字が刻まれた石碑が見つけられず、しかしネットで調べると確かにあるみたいなので別の門から入っていくと敷地の内側にありました。

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そして北海道庁は、昔に使われていた旧庁舎が煉瓦造りで見栄えがよく、同じ敷地内にあるのでそちらもよっていきます。建物の正面側へ回るときれいな佇まいで、観光客もいくらかいました。明らかに今の北海道庁庁舎よりも見栄えがいいです!

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道庁へ行ったら最後に札幌では昼ごはんを食べて出ていこうと思います。お店は友人にお勧めされたえびそば一幻 総本店さんです。途中に大通公園を横切りましたが、ここの風景はかなり名古屋と似ていますね!

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大通り公園を横断している部分から

えびそば一幻さんは人気店と紹介されただけあってそれなりに待ちました。注文したのはほどほどのえびしおです。最初にスープを飲むと確かに美味しくてえびの感じもあります。しかしそこまで人気になるほどの味なのかなと思って食べていたら、後半はもうやみつきって感じですね。スープを飲みたくなくても飲んじゃうみたいな感じ(別に飲みたくないわけではありませんが)。これはこの人気具合もよく分かります。美味しかったです!

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ここからは今日の宿泊先である旧萱野駅まで向かっていきますが、まっすぐいくとただそれだけになってしまいます。ちょっと迂回をするといい感じに道の駅を2つ通るので、スタンプやピンズを集めにそちらのルートで行くことにしました。

まずは道の駅とうべつです。そこまではGoogle Mapに従って最短距離でいこうと考えていたのですが、途中で川沿いを走るとサイクリングロードがあることに気づきます。この豊平川に沿っていくと少しばかり遠回りですが、信号などがないと考えるとこちらの方が快適ではと思い、ルートを変更してサイクリングロードを走っていきました。

この判断が大正解で、道も全然悪くないですし途中からは方角が変わって追い風に吹かれることになりました。おかげで速度があがり、これを殺さないでずっと走っていくことができました。とっても快適です!20kmほどを走ってサイクリングロードを降り、少しいったら道の駅とうべつに到着しました。

時間は16時半で、道の駅が閉まるのが17時なので間に合ってよかったです。次の道の駅に関してはもっと長く営業しているので大丈夫です。ピンズガチャをやると隣にあるガチャガチャに目がいって、こちらもピンズのガチャ。しかし赤い羽募金の一環で、500円でキツネのピンズが出てくるそうです。やろうと思ったのですがすべて100円で入れないといけないらしく、そのために売店の方へいって1000円を崩し、エクレアを買ってからのガチャガチャとなりました。

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赤い羽募金ガチャ

それからこちらで先ほど印刷した日本一周の看板をセットしました。小樽から札幌市街地に入るのでさすがに看板は裏返し、見えないようにしていました。ここまできたら20kmも離れているので大丈夫でしょう。外は風が強いのでガチャガチャがある中でセットしました。

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17時で道の駅が閉まる頃に出発。しんしのつの道の駅まで17kmを走りました。ここにきてやっと北海道を走っている感じというのが出てきて、ひたすら真っ直ぐな道を走ることができました。1時間弱で道の駅しんしのつに到着。こちらは22時までやっているということでどういうことかと思っていたのですが、温泉が併設されていてそのために夜遅くまで開いているみたいです。こちらでも用を済ませ、念の為自販機で飲み物を買ったら最終目的地の旧萱野駅へ向かいました。そしてこちらのライダーハウスは予約ができないと思っていたので現地で先についた方が二人分を取ろうと話していましたが、たま子さんが予約を取ってくてたので急がなくてもよく、気が楽です!

宿までは20kmです。時間も時間なので日が暮れ、到着する頃にはあたりは真っ暗になっていました。しかしナビに従っていると最後は看板があって、迷わずに駅に到着することができました。さてここから、駅には灯りがともっていませんし、ネット情報によると向かいのお宅で受付をするそうですがそちらもよくわからないので電話をしてみました(たま子さんはまだ到着していません)。するとすぐに分かったそうでオーナーさんが家から出てきました。

オーナーさんはすごい親切な方で、部屋やトイレなんかの案内をしてもらいました。キッチンやシャワーもあって本当になんでも揃っていますね!誰もいないと思っていた駅の中には実はおじさんが寝ていて、僕らがきたら起きてきました。

そしてオーナーさんと3人で会話をしながら、今日の夕食はということになって、近く(2km)のイオンで買い出しをして作ろうと思っているといったら夜は危ないからとなんとオーナーさんが醤油飯と味噌汁を振舞ってくれるということです。僕とたま子さんの分です。ありがたくいただきますということで待っているとおばちゃん(オーナーの奥さん)がそのご飯を持ってきてくれました。おばちゃんも明るく優しい方で、楽しくお話ししました。

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夕飯の醤油飯と味噌汁

しばらく話をしたらオーナーさん方2人は家の方へ帰って行って、今日宿泊のおじさんと話していましたがやはりご飯の量がたりないかなということで結局イオンへ買い出しに行きました。真っ暗な道を走りましたが到着したイオンはかなり大きく、今日の夕飯は迷いましたが味付きの肉とうどんにしました。明日の朝食の材料も買い、ライダーハウスへ戻るとさらに一人増えて僕と同世代のタートルさんが戻っていました(僕がついた頃には風呂に入りに外出していた)。

自炊をしながら3人で話をし、タートルさんは原付をいろいろ改造して北海道をまわっているらしいです。ライダーハウスらしく北海道のおすすめポイントについていろいろ共有し、楽しい夜となりました。そしてうどんは3玉買ったのですがさすがに多かったですね。そしてやっとたま子さんも到着、10時ごろだったかかなり遅かったですね。僕がたま子さんに色んなものの使い方を教えたらシャワーも浴びて、ぼちぼち寝ていきました。

明日以降の計画はそこまで考えていませんでしたが、旭川までいってそこで連泊しようかなと思っています。連泊は青森以降していないですし、その青森もフェリーターミナルだったので疲れがかなり溜まっていると思います。体を休め、作業を進めるためにも連泊が一番いいでしょう!

今日のまとめ

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走行時間    5:42.33
走行距離    107.84km

食費     3747円
コンタクト  7128円
ピンズ     700円
宿泊費    1000円

計     11875円