９７日目オホーツクのロングラン　浜頓別→紋別 - 多忙大学生が自転車で行く日本一周

こんにちは、今日は昨日に引き続きオホーツクを南下して走っていきます。走行距離はどこまでになるかわかりませんが120km走った紋別までいければ良いですね！しかし追い風もなくなってしまったのでどこまで走れるかはわかりませんが、その場その場で状況を判断して行けるとこまで行きたいと思います。

朝、目覚めたのは５時前くらいです。なぜその時間に起きたかというととんでもない雨と風でテントが揺れたりしたからです。雷もなったりしてとんでもないですがとりあえずはテントの中にいれば安心です。個人的に、外は大荒れなのにテントの中は快適というのが好きですね！いつもはこういう雨を傘もささずにびしょ濡れになっている分、安全な空間が気持ちいいのかもしれませんね！

そんなあたりがうるさい中ですが再び寝て７時ごろに起床。昨日にキャンプ場のコインランドリーで洗濯していたものを回収してから荷物をまとめます。この時間になると早朝にあんなに荒れていた天気が嘘のように晴れていて、クッチャロ湖がとっても綺麗に見えます。水面は少し波立っていますが青空と一緒に写真を撮ることができました！

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朝ごはんは今日はそばです。昨日に余った揚げを使って自炊で作り、食べて最後に食器を片付けたら午前９時、出発となりました。まず目指すのは次の町、枝幸とその少し先にある岡島の道の駅です。浜頓別を出発するとコンビニなどの空白期間が40kmも続きます。ちょっと覚悟をしながら国道２３８号線を南下して行きました。

f:id:miuraoro:20211007230830j:plain — 朝ごはん！

途中、トンネルのために国道を離れて岬をまわって迂回する場所がありました。北見神威岬という名前がついています。北見からはかなり距離が離れていますが以前に行った神威岬と名前がかぶるためこのようになっているのでしょう。天気が良くて海が綺麗に見ることができました！

f:id:miuraoro:20211007230814j:plain — 北見神威岬の道から

f:id:miuraoro:20211007230821j:plain — 北見神威岬の道から

岬の向こう側は１車線になっていて少し注意が必要でした。ちょうど僕が通ろうとするときに反対側からトラックが走ってきて、１車線の入り口で待っていましたが想像以上にトラックがギリギリでしたので１車線部分ですれ違おうとしていたらかなり面倒なことになるところでした。

枝幸の街は２３８号は迂回をして道が通っていますが、それがちょっと坂になっていていやだなぁと思ったのでここは街中を走りました。車はそこまで多くありませんが道が広く、格子状に道があって走りやすかったです。そして坂がなくて直線的に走れたのでこちらの道を選んで正解でした。

枝幸の街を出て少し行ったところで道の駅マリーンアイランド岡島へ到着しました。クッチャロ湖からは実に40kmです。時間は１１時前くらいでしたが走りっぱなしで少し疲れたこともありますし、それから走っていて目に留まる特産の毛ガニの看板があったのでここの道の駅で昼食を食べることにしました。

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注文したのはシーフードカレーで、ここのレストランで一番料金の高いカレーでしたが毛ガニが入っているのがこれだけだったのでした。毛ガニ以外にもホタテなどが入っていてなかなかおいしいカレーでした。そしてレストランのおばちゃんには自転車で来ているの！と聞かれ、応援に飴をいただきました。

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そしてここの道の駅で少しゆっくりしました。出発は１２時半で、次は道の駅おうむを目指して進んでいきます。先程と同じような海沿いの道が続き、距離に関しても40kmほどを一気に走ったのでかなり自分と戦いながらといった感じの時間が続きました。けれどもかかった時間は２時間を切るなどかなり良いペースで、北海道の道の走りやすさがわかるような数字が出ています。

道の駅おうむに到着したらスタンプなどを押しにいき、少し休憩していたら自転車をカラスが狙っているよと教えてくれた人がいましたので近くのコンビニまで移動して昼食としようとしました。自転車を取り出して出発しようとしたところでさっき注意してくれた人とは別の人がまた話しかけてくれて、ありがたいことに差し入れにとコロッケをふたついただきました。こちらの道の駅ではコロッケが名物ということで買うのを迷っていたのですがこれは嬉しい！普通のコロッケとホタテのコロッケでした。これらはコンビニで食べましたが美味しかったです！

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そしてさらに次の道の駅はおこっぺです。おうむから20kmありますが、ここに到着したらだいたい今日は100km走ったことになりますね。休憩もそれなりにしているので今日は走るときに一気に走って、走行時間が短めになっています。オホーツクをさらに南下していって、また20kmを１時間ほどで走ることができました。

道の駅おこっぺには１６時半に到着し、１７時閉店なのでなんとかスタンプを押すことができました。こちらの道の駅には古い列車が置かれており、今はもうありませんが昔にここに鉄道が通っていたことがわかります。公園のような雰囲気もあって子どもが遊んでいたりしますが、列車の中には入ることはできないようです。

そして時間は１７時、体を止めてしまうと寒いくらいですが今日はさらに30kmほど走って紋別まで行くことに決めました。やはり調べてもキャンプ場や手頃な値段の宿泊施設はありませんが、紋別の道の駅近くに東家があるのを確認したので今日はそこでテントを張らず、マットと寝袋だけで寝ることにしました。

おこっぺを出発してしばらく走り、日が暮れて暗くなってきた頃に紋別の市街地が見えてきました。100kmを超えてからの走行は疲れましたし坂もそれなりにあって大変だったのですが、途中で特に何もないと書くことがなくてその辛さが伝わりにくいのが少し難点ですかね。そして紋別の市街地に入ってからが問題だったのですが、なぜか街に坂がとてもたくさんあります。疲れていて比較的寒いこの状況でどうも坂を上る気分にはなれないので、可能な限り坂を避けようとルートを検索したりしましたが、それでも坂なしで目的地まで到着することはできませんでした。こんなに坂が多くてなんでこんな場所に街を作ったのかと思うような場所は九州の鹿屋以来、２箇所目です。

そしてなんとか目的の東家まで到着しました。ストリートビューで遠くから確認していたのみですが、いくつか東家があってそのうちの一つが大きめでベンチも長いのでそこで寝ることとしました。北海道でテントなしで寝るのは初めてなのでしっかりと防寒対策をして今日は寝ることとします。

f:id:miuraoro:20211007230932j:plain — 今日の寝床

寝床を確認したところで次は紋別の定番写真スポットのカニの爪オブジェへ行きました。寝床・道の駅からすぐ近くの場所にあり、夜でもライトアップがされていて迫力がある？感じです。地面が砂利道なので自転車を立てるのとカメラを配置するのに手間取りましたが写真を撮りました。

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さて、それから最後に寝る前にコンビニへ行って夕飯を食べることにします。今日はさすがに自炊をする気力が残っていません。しかし問題なのがコンビニが意外と遠くにあり、坂もありそうな点です。覚悟を決めて出発しましたが、下手をすると往復の距離で１日の最高走行距離を更新しそうです(過去最高は新潟まで信濃川を下った139km)。

テントを張らないので荷物を下ろすわけにもいかず、そのまま坂道をのぼっていきましたが急すぎるというほどではなったので時間はかかりましたがセコマへ到着しました。買ったのは激盛りの唐揚げ丼でしたが僕の胃袋にはすんなり収まってしまい、追加でカップ麺を食べながらのんびりして夕食を済ませました。あとは下り坂をくだって東家まで戻り寝るだけです。

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道の駅のトイレへ行って用を済ませるのとブログの投稿をしていたら地元のおばちゃんが話しかけてきました(トイレの入り口にちょうど良いベンチがあって扉も閉まります)。それで僕が旅をしていると話すとここのベンチで寝て行きなよ、多目的トイレに大きな蛇口もあるしそこで頭も洗ったらなどと言ってくださいました。そうであれば寒さは全く気にならないような環境ですが、そのおばちゃんが良いと言っても他の人はどう思うかわかりませんし、トイレにくる人通りと自動ドアの音、明かりなどの環境からやっぱり東家で寝ることにしました。

そして作業を終えたら東家へ行ってマットを敷き、風上側に自転車を置いてちょっとでも風除けにしました。服もしっかり着込んでこれでおそらく大丈夫でしょう！こんなところで今日も終了です。今日のうちに紋別に来ることができたので明日は網走まで走りたいですね！そのあたりの予定は特には決めていませんが網走監獄などの観光やレンタカーを借りたいような感じで観光地があることから北見の方へ行くことも考えています。その辺に関しては明日に走りながら考えることにしましょう！