多忙大学生が自転車で行く日本一周

課題に追われる大学生が日本一周の出来事を記す備忘録的なブログです

7日目 風が強くて大変だった日 印南→岩出

こんにちは、今日は風の音に起こされて、日の出前の起床となりました。目を覚ますほどの風ということで、こちらは今日ずっと僕を苦しめるものとなります。前の予報では今日10日に南からの追い風になると思ったんですけどね、それは明日でした。しかし時間があまりあるわけではない身としては丸1日を無駄にするのは勿体無いのでこのまま行きます。

今日のルートとしては、まずは和歌山県庁を達成すること、そして明日には紀の川沿いに奈良県へと向かうので、ちょうどいい位置に快活がある岩出へ向かいます。このルートは最初の方に200mくらいのぼるだけで、今までと比べると比較的平坦な道だということも向かい風が強い中で決行した理由です。

まずはテントを撤収するわけですが、ここでも風が悪さをして朝から気分は結構悪いです。まず、テントの中にある荷物を外に出していくと重りがなくなって風でテントが吹っ飛んでいくほどです。テントに使うシート3枚と底に敷いてたブルーシートを畳むのにも結構苦労しちゃいましたからね。

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というわけで印南を出発して、42号線を和歌山方面に向かって進んでいきますが、印南のあたりはまだ坂が多く、さらには風が本当に邪魔をしてきて全然速度を出せません。由良手前では坂があるのですが、ここでは風があまり吹いていなかったため、今日の平地とそれほど速度を変えずに上っていきました。つまりそれだけ向かい風の平地を進むのが大変だということでした。

風が強くてよくないことは他にもあります。一瞬風が止んで速度が上がってもすぐにまた風が吹いて遅くなったり、突風で急に横に振られたりすることですね(特にサイドバックなどで面積が増えていますから)。ちなみに走行区間の最大瞬間風速は15から20mくらいとでていました。速度が遅くても漕ぐ速度やパワーは変わらないので体の疲れはほぼないのですが、何より精神面にダメージをあたえられます。あとは目に異常が出ました。サングラスをしているので大丈夫と思いきや、隙間から吹き込んできた風が目にダメージを蓄積させ、さっき見たら目頭のあたりがめちゃくちゃ充血していました。

しかし由良を越えて広川へと向かう水越峠では風が少なくて本当に助かりました。有田みかんの即売所の横を通りながら、山の斜面に植えられたみかんの木を見ながら、こんな山奥でもみかんの栽培ってされているんだと驚きました。学校ではなだらかな斜面って教えられた気がしますがね。

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こうして峠を越え、アップダウンのない道のりとなりましたが和歌山に近づくにつれて自転車にとっては道が悪くなっていって、交通量は増え、路側帯は狭くガタガタ、歩道を走ろうにもデコボコがキツすぎて歩くのよりは速いかなくらいのスピードしか出せません。風もあいまって本当に精神的にキツかったです。

そうこうして和歌山県庁に到着しました。これまでの県庁とは違って多分和歌山県庁と書かれた石碑はなく、少し残念でしたが写真を撮りました。その後、和歌山に来た記念のステッカーかピンバッジかを買うべく和歌山市観光土産センターへ行き、和歌山城のピンバッジを買ったので和歌山城に行きました。天守閣にはお金をケチったので登ってません。

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その後はネットで調べたお店へ夕飯を食べにいったのですが閉まっていて、そのまま紀の川サイクリングロードで今日のゴール地点の岩出まで来ました。現在は銭湯の休憩所で下書きを書いています。

今日のまとめ

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走行距離  88.07km
走行時間  5:38.30

食費    1348円
ピンバッジ  340円
入湯代    590円
宿泊費   1440円
計     3718円

風が目にまでダメージをあたえるなんて思いもしなかった。今日も話しかけてくれて応援してくださった方がいました。ありがとうございます!!