多忙大学生が自転車で行く日本一周

課題に追われる大学生が日本一周の出来事を記す備忘録的なブログです

52日目 松山観光をしてからしまなみ海道へgo! 松山→見近島(しまなみ海道)

こんにちは、今日は松山を観光した後に今治方面へ走り、しまなみ海道の途中にある見近島というところのキャンプ場を目的地にして走ります。松山からその見近島までは65kmくらいはあるので、松山を観光するといってもある程度は考えなければなりません。一応、見たい場所は事前に調べておきましたが、かなり固まっているので大丈夫だと思います。できれば早めに出発したいですね。あと、たま子さんが今後はしまなみを渡ると広島方面へ進んでいきますが、そのために四国が今日でほぼ最後ということになります。しかし今治の焼き鳥が有名ということで寄っていきたい、でも見近島までのルートから多少外れるということでそこに関しては僕らは一度別れて、見近島のキャンプ場で再開するということになりそうです。最終的な判断は分岐点についた時にします。

さて、起床は7時半ごろですが、本当にきれいさっぱり疲れがとれて心地よい感じです。快活のフルフラットは四国で初めてですが、こんなに快適だったんだと思うくらい快眠できました。たま子さんも起きている様子。モーニングを食べたりしながら今日観光する場所を調べ、でも長居をするとお金が増えていくのでスタバにでもいって課題をやろうかと考えました。しかしたま子さんはあまり料金も増えないし快活でパック料金の時間までいようと提案してくれたので結局快活で作業をしました。

で、時間は10時。駐輪場の駐車券をもらいつつ快活を出発しました。自転車の出庫も係員の方にお願いしたら難なく完了。まずは愛媛県庁へ向かいます。快活から1kmもありません。アーケードから出たらすぐです。愛媛県庁と書かれた場所を探しながら見ていると、何やら写真を撮っているサイクリストの方がいました。どうやら彼は四国一周を今完了したところのようです。四国一周の写真を撮る用の看板が置いてあって、そこからであれば県庁の入り口に書かれた愛媛県庁の文字も入りそうです。少し待って、その位置で写真を撮りました。

f:id:miuraoro:20210522213130j:plain

また、そのサイクリストの方ともお話をし、一緒に写真を撮りました。たま子さんが1日にどれくらい走るのかを聞いたところ、だいたい200~250km走るらしく、すごく驚いていました。僕も、荷物がないロードバイクだったら200kmくらいは走るのかなとは思っていましたが、さらにその上をいっていましたね。こんなに走れるのも四国の道がサイクリストにとって走りやすく、あとは追い風だったからと言っていました。5日から7日くらいだったかな。期間はそれくらいでと言っていました。

f:id:miuraoro:20210522213306j:plain

画像をのっける許可をとり忘れてしまったのでこれで

そしたら次は愛媛県庁のすぐ隣にある松山城へ。かなり高い丘の上にありますが、残念ながら現在はケーブルカーが運休中。歩いて登ります。松山城は石垣が立派で、入り組んだ道に切り立った石垣があります。ただし、こういうわけで松山城天守閣を見るにはなかなか良いスポットが見つからず、ほとんどの場所は石垣で視界が遮られてしまいます。もちろん天守閣の入場も行っていませんでした。

f:id:miuraoro:20210522213333j:plain

これは登っている途中の写真。ボランティアの方が清掃をしてくださっています

f:id:miuraoro:20210522213340j:plain

柵からカメラを乗り出して撮った写真

f:id:miuraoro:20210522213404j:plain

それで松山城天守閣以外もあって立派ですね


そして丘の上にありがちなお土産屋さんが松山城にもあります。まず目に入ったのは蛇口からみかんジュースが出るというもので、これはもともと観光したいとおもっていたものでしたが設置してある観光物産館がしまっていてどうしようかと考えていたところでした。ジョッキ1杯500円でしたが、どうせならカップではなくジョッキで飲むことに。少し嬉しいのはジョッキが冷やしてくれていたことですね。店員さんも1杯の料金なのでなみなみまで注いでくださいねと言っていました。

f:id:miuraoro:20210522213416j:plain

みかんジュースの味の方はやはり伊予柑の感じで、オレンジジュースとかと違って少し苦味?のような風味があります。濃厚で冷たく、美味しかったです!ちなみに、この辺りの地名が伊予なので伊予柑です。蛇口がある機械に店員さんがみかんジュースを注いでるのが見えましたが、見なかったことにしましょう。

f:id:miuraoro:20210522214431j:plain

あとはこちらのお土産屋さんでステッカーとか買いました。外にあったガチャガチャで、毒舌を吐くご縁ガチャとかいう意味不明なものもやってみました。何気に200円なので何が出るかなと思っていましたがカプセルには紙が入っていました。これは…毒舌なのか?ちょっと僕にはよくわかりませんでした。そして一緒に入っていた紙の包みを開けてみると五円玉が入っていました。だからご縁ガチャなんですね。

以上で松山城は観光終了です。次は道後温泉へ行きます。事前情報の時点で温泉には入ることはできないと分かっていますが、近いしどうせなら見に行きました。3km程度走って到着。まあ僕は以前にも見たことがあったので、以前と変わらないけど子供の頃の記憶が鮮明になった感じでした。たま子さんの方は初めてで、けっこう色々見ていましたね。

f:id:miuraoro:20210522213436j:plain

f:id:miuraoro:20210522213428j:plain

そしたらハイカラ通りという道後温泉前からある商店街を歩き、お店を見ながらいました。途中のあるお店で目に入ったのはみかん大福で、佐川さんが教えてくれた八幡浜の高級みかんを使っています。500円とちょっと高いですがせっかく教えてもらいましたし食べてみることにします。しかしこちら、冷凍してあるのですぐには食べられません。店員さんによると2時間ほどおいてから食べるとちょうど良いとのこと。それまではお預けです。

f:id:miuraoro:20210522213706j:plain

イカラ通り。道後温泉はやっていませんが、こちらはやっています。

ちなみに、温泉は同じ、違う館では温泉に入れるみたいです

あとはピンバッジとか置いてないかなと入った観光案内所。こちらにはたくさんの缶バッジが展示されていました。これは温泉むすめという、全国の温泉とコラボレーションしてキャラクターが設定されています。少し見ていると観光案内所の人が道後温泉のキャラクターについて熱弁してくれてすごかったです。この展示されているものはファンの人が自分で作ったものもあって、近くで見ても売っているものと変わらないような出来のよいものばかりでした。ただ、温泉むすめがいるはずの指宿では見覚えがなかったですけどね。

f:id:miuraoro:20210522213733j:plain

これが道後温泉の道後泉海ちゃん!

観光案内所の外には坊っちゃんラクリ時計があります。そもそも道後温泉夏目漱石坊っちゃんの舞台になっていて、かなり街がタイアップしていました。坊っちゃんは読んだことがないんですがね。カラクリ時計もコロナの影響で臨時休業しており、道後温泉はやっぱりまた来たい場所になりました。

f:id:miuraoro:20210522213722j:plain

これがからくり時計。

f:id:miuraoro:20210522213747j:plain

向かいには道後温泉駅坊っちゃん列車が!


道後温泉をでたらサイクルベースあさひで二人の空気を入れ、たま子さんの自転車アクセサリを見ました。たま子さんはスマホホルダーもなくて、僕の前を走っていた時はスマホを毎回ポケットから取り出して大変そうでした。でもちょうど良いものはなかったので何も買わずに出ることになりました。

そしてこの辺りでお昼に松山の鯛めしを食べようと思っていましたが、Twitterで連絡をくださった松山の方と時間があったので一緒に食べることになりました!お店はその方、ひろしさんが松山駅前のレストラン北斗という場所を提案してくださったのでそこにします。こちらでは宇和島と松山の両方の鯛めしが食べられるのでおすすめとのこと。集合はレストランの現地集合となりました。

僕たちが到着してすぐ、数分でひろしさんが車で現れました。Twitterのイラストと似ていてすぐにわかりましたね。少し待ってひろしさんは車をとめてきて、レストランへgoです。なかなか高級そうで料理に期待が高まりますが、なんとひろしさんがご馳走してくださることになりました!たま子さんとの二人分も、本当にありがとうございました!

注文してもらったのは2種の鯛めし味わい御前です。ひろしさんによると宇和島の鯛めしの方がやっぱりおいしいらしいです。なので松山の鯛めしを味わいつつ、宇和島のものもまた食べようと思います。料理が到着したら店員の方から説明がありました。宇和島鯛めしの食べ方と、食べる順番についてで、松山の鯛めしが薄味なので先に食べると良いらしいです。なのでその通りにまずは松山の鯛めしからいただくことにしました。

f:id:miuraoro:20210522213810j:plain

2種の鯛めし御前。おいしそう!

松山の鯛めしは香りが美味しかったです!鯛が程よくかたく、弾力があって噛むと味がでてきます。少しかためのご飯で、お米一粒一粒に味がしっかりあって美味しいです。茶碗蒸しは少し濃いめの味付けで、中には銀杏も入っています。中央の皿は大根とにんじんの酢の物です。これが美味しかった!御前の他の皿とは違った、酸っぱいというアクセントが良かったです。じゃこ天はやはり大根おろしと醤油です。前回道の駅で食べたものと比べると、香りは控えめで分厚かったです。

そして松山の鯛めしを食べ終えたら、宇和島の鯛めしです。こちらは道の駅で食べたものよりも海藻などの具材が多くて、ネギと海苔も薬味として鯛めしにのせて食べました。ダシの味はしっかり醤油っぽくて、道の駅のものと比べると強い味付けです。しかし不思議なのは卵かけご飯感は前の方が強かったです。醤油っぽい味も美味しかったです!

f:id:miuraoro:20210522213819j:plain

宇和島鯛めしは自分でご飯にのせる!

ご飯の最中には僕たちの話もありましたが、ひろしさんに地元である松山や、その周辺のおすすめ観光スポットを教えていただきました。それらの中にはこの後に行く場所もありますが、それは実際に行ったところで紹介をしたいと思います。後から書いているので分かりますが、この時教えてもらった今治焼豚玉子飯は忘れてしまっていて行けませんでした。こういうものはまた四国に来た時に巡りたいですね!

f:id:miuraoro:20210522213940j:plain

ひろしさん、ご飯や情報をありがとうございました!

そしてたくさん情報をいただいたらもう時間は2時半ごろです。今日はこれからしまなみ海道の途中まで走るのでそこまでは長居もできません。しまなみ海道は橋ごとに通行料がかかり、毎回50円とかを出すのもめんどくさいので回数券みたいなものを購入しようと考えています。これが売っているのはしまなみ海道今治側にあるサンライズ糸山です。松山から45kmくらいはあります。松山城に登っているときに電話で営業時間が20時までと確認済みなのでまだ間に合いそうですがね。

そして、ひろしさんに松山のとあるお店でとんかつパフェなるものが食べられると聞きました。正直ものすごく行ってみたいです。サンライズ糸山まで1時間10kmで走ったとしたらまだ余裕があります。キャンプ場でテントを張ったりする時間は確実に遅くなりますが、ここはどうせなら行ってみることにしましたが、そのまえにほとんど忘れかけていたみかん大福をいただきます。

f:id:miuraoro:20210522213835j:plain

みかん大福は松山駅の前の広場で食べました。キャリアのカバーの中に入れておいたので、みかん大福のある位置が結露していましたね。大福ははちょうどいい感じに溶けていて、白い大福にかぶりつくと中からあんことみかんが出てきました。最初は(大福ですが、)あんこが想定外だったので少し驚きましたが、甘くて美味しいです。みかんがちょっとだけ凍っていてシャーベット状で、かなりちょうど良い時間に食べれたと思います。あんこに負けずにみかんも甘く、酸味が程よくしっかりフルーティーな味わいが感じれました。ちなみに、このみかん大福のあんこは佐川さんの同級生の会社が作っているのだそう。この事実は後から知りましたが、なんかこういう繋がりが面白いですね!

f:id:miuraoro:20210522213846j:plain

みかん大福を食べたらひろしさんに教えていただいたとんかつパフェを食べに行きます。松山市駅の前にある清まるさんです。松山駅から松山市駅へは1kmほどですぐ着きますが、実はJRの松山駅よりも私鉄の松山市駅のほうが栄えています。松山の方に駅を尋ねると、どちらの駅を答えればいいのか困ってしまうのだそう。佐川さん情報です!話はそれましたが、清まるさんは喫茶店みたいな店構えで、それでもとんかつを出しています。メニューもとんかつチャーハンやらとんかつ焼きそばやら「ん?」とおもうようなラインナップではありますが、結構お腹が膨れそうなものがあります。そしてその中でも異彩を放つのがとんかつパフェ。松山名物と書かれていますが、これはこのお店でしか出してないでしょ。

f:id:miuraoro:20210522214041j:plain

f:id:miuraoro:20210522214026j:plain

参考までに松山駅松山市駅。明らかに大きさが違います

f:id:miuraoro:20210522214006j:plain

f:id:miuraoro:20210522213949j:plain

お店の名前の左にいるのはとんかつの妖精。店内にもたびたびいました。

自転車を停めようとすると、おばちゃんが走って寄ってきてここは駐輪ダメと注意を受けました。目の前の道路沿いに駐輪場があるのでそこに停めてほしいとのこと。全く気が付きませんでした。まあ駐輪場もタダなので特に嫌な思いもすることなく指示通りにしました。そして、お店へ入るとやっぱり喫茶店みたいな使い方をしている人もいました。雰囲気は完全にコーヒーやらを頼んでのんびりする場所ですもんね。そしてもちろん注文したのはとんかつパフェで、20分くらいかかりますが大丈夫ですか?→大丈夫ですというようなやりとりをして、楽しみに待ちました。思っていたよりは早く料理?が出てきて、とんかつパフェの食べ方が書かれた紙と、おしぼりやらと一緒に出てきました。

f:id:miuraoro:20210522213452j:plain

とんかつパフェ。やっぱり実際に見るとインパクトがすごい

ここでとんかつパフェの食べ方を解説します。まずはとんかつを素手で取ります。大丈夫、フィンガーボウルとおしぼりがあるので汚れは気にしません。そして次にパフェの下の方にある抹茶アイスをスプーンですくってとんかつの上に載せます。決してバターをトーストに塗るようにしてはいけません。そして上の方のクリームをすくってさらに載せ、お好みでフルーツや寒天も。最後はりんごでこれらをサンドして食べます!なかなかクレイジーな食べ方ですね。

f:id:miuraoro:20210522213912j:plain

とんかつパフェを頬張ろうとする様子

そして味の方は、まあ全然悪くはないです。美味しいかと言われると疑問が浮かびますが、決してまずくはありません。とんかつはなんか巨大なコーンみたいな感じで、意外とパフェの具材とマッチしています。ただ、温かいのと甘いのが同時に来て脳がバグるのと、持ってる根本の方のとんかつが余って、そこを普通にとんかつとして食べないといけない時は大変でした。まあ、全体としては名古屋の喫茶マウンテンに非常に近しい何かを感じます。松山に来た時は、変わったものが好きな人に関しては立ち寄ってもいいかもしれません。ちなみにたま子さんと二人で一つを食べたので、半分しか実際には食べていません。

そして清まるを出発したのは大体16時です。あーやばい。少し頑張って進んでいこうと思います。松山からは196号線をひたすら走っていきます。ここまで高知から長いことあった56号線もちょうど松山で終了でなんか少ししんみり。196号は普通に走りやすい道で、愛媛らしくブルーラインがしっかり引いてあって路側帯もあります。多少の迂回であっても分かりやすく、走りやすい196号をずっと走っていきました。途中であった出来事といえばたま子さんのお金が減ってきてATMで引き出すために郵便局へ行きましたが土曜日なのでやっていなかったことと(たま子さんはキャッシュカードをなくして通帳しかないらしいです)、道の駅 風早の郷 風和里で飲み物を自販機で買って小休憩したくらいでしたかね。そういえばこの道の駅の近くの海水浴場で、道の幅いっぱいにシートやテーブルを広げてBBQしていた家族がいて通行に困ったこともありました。

左手にある海には向こうに陸が見えます。あれは本州なのか、それとも別の島なのか、どんどん本州へ近づいているわけだからもしかしたら本州かもなぁとか思いつつ走ると徐々に暗くなっていきます。そしてちょうどたま子さんが荷物をしっかり積み直したいと言ったところが大西というところのあたり。ここが今治市街地へ向かう場合としまなみ海道へ向かう分岐点です。冒頭にも言いましたがたま子さんは焼き鳥を食べるために今治へ行くかここまで保留にしてきたわけですが、最終的には行くと決めて、ここからは一旦二手に分かれて行動することになりました。たま子さんはこのまま196号で今治へ、そして僕は県道15号でサンライズ糸山へ向かいます。ちなみに、たま子さんのしまなみ海道回数券は僕が買っておいて、どこかに隠して置いておくということにしました。

さて、そういうわけで久しぶりに一人で走ることになりました。それでもこれまで走行中はほとんど喋ったりしていないのであまり変わることもなくサンライズ糸山まで急ぎます。この時点で営業時間のうちに到着することはほぼ確定的になっていましたが。15号はこれまでの海沿いから少し雰囲気が変わって、平地から河口に向かう感じです。距離的には短い距離でしたが、車が全然いなかったので快適でした。そして入り江のあたりまで来ると徐々にしまなみ海道の橋が見えてきます。これこそがサイクリストの聖地であり、さすがに立派ですね。なんか少し感動。

f:id:miuraoro:20210522214051j:plain

しかし、しまなみ海道の入り口、サンライズ糸山まで近づくと急な坂と山が見えました。橋はこの山の上の方から出ています。ちょっと、マジかとか思いましたが、実際に行くとそんな心配は不要で、急な坂の横には自転車のための迂回ルートが整備されていました。結構大掛かりに坂を削ってこのアプローチ線が作られている感じで、僕みたいな積載の重い自転車だと本当にありがたいです。そしてサンライズ糸山には日の暮れる前、18時45分ごろ到着。

サンライズ糸山に早速入ろうとしたところ、ポスターが貼ってあってそれには今年度は通行料が無料と書かれていました。これは嬉しい誤算です。受付の方に聞くと確かに無料です。これまでは残念な誤算ばっかりだったので良かったです。このことはたま子さんにも連絡をしました。そうしたらサンライズ糸山ではしまなみ海道グッズのステッカーやらを買って出発です。

少し選んだりするのに迷ったりしていましたが、よくよく考えると今はちょうど日の入りの時間ぐらい。この時間であれば最初の来島海峡大橋からの景色が綺麗に見えそうです。なので急いで橋へと向かいました。

橋へのアプローチ線はさすがと言ったところ。ゆるい上り坂でぐるぐるとループ線を上っていきます。時間が本当にちょうどいいのか、このループ線を上っている間に見える景色も本当に綺麗でした。

f:id:miuraoro:20210522214059j:plain

これがループ線を上っているときの写真

そして少し急ぎつつ、橋の上から綺麗に景色が見える場所までやってきました。もう日は沈んでしまっていますが、海が赤く照らされていて良いトワイライトの風景が見えます。いい写真も撮れました!

f:id:miuraoro:20210522214111j:plain

f:id:miuraoro:20210522213549j:plain

f:id:miuraoro:20210522213602j:plain

f:id:miuraoro:20210522213539j:plain

さて、ここからは今日の野営地である見近島まで走っていきますが、その前に重要なのは今日の夕飯です。たま子さんは今治で焼き鳥を食べるのでいいのですが、僕はこれからどうするか考えなければなりません。まあ自炊ですかね。これから見近島まで行く途中にはしまなみ海道最初の島である大島を縦断します。だいたい10kmくらいはある道のりで、それくらいある島ですからスーパーがあることに期待しつつ検索すると、なんと20時までやっている場所がありました。今はもう19時を過ぎていますからなんとか閉店までにたどり着きたいものです。一応、カップ麺やパスタはあるので大丈夫ですが、やっぱりこれ以外のものが食べたいです。少し急ぎます。

しまなみ海道を少し走って気がついたことがあります。それは隣が高速道路ですから飛ばす車の時は結構怖いことですね。橋の上で写真を撮っている時も何回かビクッとしました。あとは自転車がスピードを出すと普通に危ないことです。橋の上では歩行者と共用である区間が多く、特にアプローチ線は細いのに見通しが悪いので、特にシーズンで人が多い時は危ないでしょうね。まあ、20kmくらいで走っている分には大丈夫だと思います。

来島海峡大橋を渡ったらやっぱりアプローチ線が親切です。これで大島へ上陸。そこからのルート案内も親切で、まずどちらに曲がれば島を縦断できるルートかが分かりやすく示されていました。さすがだなと思います。そして少し行った道の駅よしうみいきいき館で来島海峡大橋が綺麗だったので撮影。そして先へ進みます。

f:id:miuraoro:20210522213629j:plain

いくらしまなみ海道といえど、島の中は普通に田舎な道ですから、街灯などもなくもう真っ暗です。そして坂が結構きつい。しまなみ海道は橋のためにアップダウンが多いと言いますが、ちゃんと整備されたアプローチ線と比べると島内の普通の坂の方がキツいです。ただまあ、坂のはじめのうちからこの坂が何%で、何メートルあるのかを表示してくれているので精神的にはまだ楽です。本当に表示が有能ですね!

そして島内中心部にあるスーパーへ到着。なんとか閉店に間に合いました。パパッと買いたいものを探して、今日の夕飯はおろし冷やしつけラーメンになりました(ただし冷やさない)。あと、900mlのファンタがあって嬉しかったのでこれも買いました。900mlのボトルはもっと全国で流行ってくれ!

買い物も済ませたらもう急ぐ用もないのでのんびり見近島まで向かいます。スーパーの後の大島にもう一つ峠があって大変でしたが、それを越えたら海岸へ出て、次の伯方島までの伯方・大島大橋です。アプローチ線を上って橋を渡り、今日の目的地の見近島はこの橋の途中にある小さな島です。この島へは歩道・自転車道からしかアクセスすることができず、チャリダーがライダーに対して優越感を感じられる数少ない場所だと思います。まあ125cc以下は原付道を通り、これが伯方・大島大橋ではこちらと一緒なので小さいバイクは来れるんですがね。

見近島のキャンプ場へ降りて行く道は結構クネクネで長かったです。途中に休憩所がいくつもありますが、これらはキャンプ場ではありません。下りるとこまで下りて、海が見えるとこまで来たらここがキャンプ場です。結構広いですが、あたりは暗いので景色はよく分かりません。先客は2組おり、山の方にテントを張っている人と海岸近くの植物の屋根の下にテントを張っている人がいました。最初は山の方かなとか思っていましたが、朝起きた時の海の景色に期待して僕も海側にテントを張りました。トイレも近くてなかなかいい場所です。さらにテーブルやベンチが隣にあって、ここで夕食を作ろうと思います。

f:id:miuraoro:20210522214122j:plain

キャンプ場には20時半ごろに着いたので21時前には夕食を作り始めたと思います。今日のラーメンは早茹でで、簡単に作れました。紙コップにつゆを出して浸けて食べます。なかなかに美味しかったです。そして茹でている間は無性に食べたくなった納豆を食べたりしていました。そんなで麺2玉をちょうど食べ終えたところでたま子さんが到着。たま子さんの前には原付の3人組も来ていて意外とキャンプ場には人がいます(もちろんソーシャルディスタンスはしっかりあります)。たま子さんは少し迷いつつも僕を発見し、隣へテントを張りました。今日はこれにて寝ることとしようと思います。

f:id:miuraoro:20210522214138j:plain

夕飯の写真。麺のデンプンでお湯が固まります

f:id:miuraoro:20210522214147j:plain

たま子さんも来て就寝前の写真


明日の予定はしまなみ海道を行き、尾道まで行った後に長かったたま子さんとの行動もお別れになります。それからたま子さんは広島方面へ走っていきますが、僕はしまなみ海道を戻り、今治の方まで来ます。なので僕の明日の走行距離は相当長くて大変な1日になりそうです。風も予報ではあるみたいで、行きは追い風ですが帰りは向かい風です。そのためにも今日はしっかり寝て、明日は早くから時間に余裕を持って行動したいです。

今日のまとめ

f:id:miuraoro:20210522214224p:plain

走行距離    77.87km
走行時間    4:02.09

食費      2433円
ステッカーなど 2060円
計       4493円

今日もブログを書いていたら本当に長くなるくらい濃密な日でしたね。松山もしっかり観光できて、目的地までちゃんとたどり着いたのが偉いです。ブログはちょっと溜まり気味になってきていますが、できるだけ頑張ってやりたいです。まあ、四国編が終わってからまとめてやってもいいですがね。あとはお昼をご馳走になったひろしさん、本当にありがとうございました!