多忙大学生が自転車で行く日本一周

課題に追われる大学生が日本一周の出来事を記す備忘録的なブログです

116日目 三笠ジオパークの旧炭鉱史跡 (札幌)→(札幌)

<2021年9月20日>

こんにちは、今日も札幌の友人の家から遊びに行こうかと思います。朝は少し遅めでしたが起きたらいい場所がないか調べてみました。けれど札幌からだとちょうど良い場所が見つからずにどうしようかと考えていたところ、自分が自転車で通ったルートを見て三笠へ行くのはどうかと思い浮かびました。三笠には昔に炭鉱があって鉄道が敷かれており、その史跡を観光したり道の駅でジオパークが気になったのを覚えています。友人と相談した結果、他に候補もないので今日は三笠へ決定。あまり馴染みのない観光地とのことですが、面白そうな場所です。

朝食にパンをだしていただきました。それを食べながら今日は三笠へドライブへ行くことを友人の両親と話し、それならクマ避けのベルを持っていきなさいと渡してくれました。そして11時45分ごろに家を出発し、三笠の道の駅へと車をお借りして向かっていきました。今日は友人がずっと運転します。

下道を走って1時間ほどで到着。道の駅には以前来た時よりも多くの観光客が訪れていました。年齢層はお年寄りが多く、道の駅の直売所などが賑わっていました。それから焼き鳥のキッチンカーにものすごい行列ができていましたね。

僕たちはここで情報収集と昼食になるものを買って食べました。揚げ芋は値段のわりに量が多く、甘くておいしかったです。それからメロンパンと豆腐のスイーツ。調べてみたら豆花という名前の台湾のスイーツらしいです。美味しかったです。

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道の駅の次に向かうのは旧幌内炭鉱変電所とその近くにある月光池という場所です。月光池はなんかよくわかんないんですけどGoogle Mapでトレッキングポイントになっている森の中の謎ポイントです。果たして本当に行けるか不明ですが、途中にあるので見て行くことにしましょう。

道は山の方へ入っていき自然が広がっていきます。友人もこんな場所に自然があるんだ、ドライブにいい場所だねと言っていました。しばらく行くと道沿いに鉄道が保存されているっぽい場所がありまして、ここが三笠鉄道記念館です。調べた時に抜け落ちていましたが、見るものがあるなら見ていきます。

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駐車できそうなスペースに車をとめてそこから中へ入り写真を撮ったりしました。柵があったのでその手前までは大丈夫だろうと思っていたのですが、係員の人に言われて別の正面入り口があるらしいのでそちらへ移動しました。

機関車がいっぱい保存されていてどれも重そうです。除雪車なんて黒色で迫力がすごいですね。外にはとんぼがたくさんいて、友人はそれを捕まえて楽しそうでした。

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鉄道記念館を出発して炭鉱変電所へ向かう途中に謎の月光池への入り口らしき場所に到着しました。舗装がされてない、左右に草が生えているような道です。そして入り口にはロープと立ち入り禁止の看板でどうやら入れなさそうな雰囲気。看板があって電話番号が書いてあったので電話をしてみたのですが、どうしてこの状況になっているか、向こうもよくわからないらしいです。そういうわけで月光池へ行くのは断念することにしました。

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月光池の入り口らしい場所

炭鉱変電所へ行く道はどんどん細くなって思っていたよりも変な道でした。すれ違いができないくらいの砂利道です。そして対向車線から来るパトカー。警察がこんな場所になんの用があって来るんですかね。そして炭鉱変電所の駐車場へ到着。駐車場はそれなりに広めで車も何台かとまっていました。

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変電所を見ている人が何人かいて同じく観光客かと思ったのですが、様子を見ているとこの建物を保存するために活動している人っぽかったです。建物の中に入ると受付みたいなところにパンフレットが置いてあって、ぜひ持っていってくださいと言われました。建物の中は思っていたよりは物が置いていなかったですが、2階にもあがることができてそちらには配電盤?があって写真で撮るといい感じです。

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変電所の周りには遊歩道もあって歩いてみました。遊歩道沿いには森に紛れてコンクリートの建物跡がいくつかあります。もともと炭鉱だった場所なので山の斜面にトンネルがあり、掘った石を外へ運び出すための施設だったわけですね。

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一通り周囲を歩いたら車で次の場所へいきます。月光池が行けなかったので時間があり、そこでもう少し山の奥の方へ行って桂沢湖へ行くことにしました。カーブが多くて中央線も見づらい道だったので友達は運転が大変だったみたいですが、無事に到着です。

桂沢湖ダム湖ですね。駐車場から階段を降りて公園へ行くとダム湖らしいちょっと不自然な谷の湖がありました。景色が思っていたよりも綺麗で驚きです。大きい恐竜の像があるのでそれも写真に撮って自然の空気を感じていました。

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桂沢湖
湖のほとりが斜面になっていますね

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恐竜の像

これで時間が16時になりました。ここからは友人宅の方へ帰って行こうと思うのですが、もうちょっと観光できそうなので僕が行きたいと言って宮島沼というところへ寄って行くことにしました。宮島沼はすごい量のマガンが訪れる場所で、時期が近いし時間もいい感じです。

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道中の車窓

ちょっとわかりづらい道でしたが駐車場まで到着、田園風景にはマガンが池の方へ飛んでいく様子もありました。池の方へ歩いていって観察小屋から見てみますが、しかし池にはマガンは全然いません。小屋に掲示されている資料には例年の日ごとのマガンの数が記録されていましたが、やはり時期がちょっと早すぎたかもしれません。例年よりはこの日にしては多いですが、しばらく観察して空を飛ぶマガンの群れをいくつか見ることができたくらいでした。残念です。飛んできたマガンは池のどこへ消えているのだろうかと不思議なくらい池に姿が全くなかったですが、日がほとんど暮れてしまったので諦めて帰ることにしました。

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そして友人の家へ7時前の帰宅でした。今日も夕飯を出していただいて、ジンギスカンです!またご馳走になって本当にありがとうございます。北海道らしいものを選んで出してくれたのでしょうか。美味しくいただいていましたが、それに加えて冷蔵庫の中からいくらの醤油漬けが出てきてかけて食べたらどう?と、これも食べさせてもらいました。さすが北海道ですね!毎年、いくらの醤油漬けを作るそうですよ。

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今日の夕飯!

夕飯を食べたら友人の両親といろいろとお話をして夜の時間を過ごしました。これがまた、旅中に出会った人と話すいつもの感覚とは違う感じで、真剣に相談に乗ってくれている感じ?もちろん真剣な話でも相談をしているわけではないのですが、なんかお父さんと話をしているような気分で話の内容もためになったと思います。実の父親だと話すまでいかないような内容でも友人の親相手だと話しやすかったのが不思議でした。

というわけで今日の出来事もこれらで以上です。今晩は友人の家でまた泊まらせていただき、明日の朝に出発して自転車の旅に戻ろうと思います。そのための計画も夜に調べまして、85kmほど走って長万部のあたりで宿泊をする予定になりました。北海道の左下、渡島半島の内側は内浦湾、別名噴火湾と呼ばれている場所ですが、ここは1日で走るには長すぎるけれどもちょうど良い宿泊場所が無いちょっと困った区間です。そこで僕が泊まろうかなと考えた場所、それは明日の記事のお楽しみとしましょうかね。道中は行きで見られなかった洞爺湖も見て行こうと思っています。

今日のまとめ

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食費     596円
ピンバッジ  350円

計      946円