５８日目 徳島を小観光、和歌山へ戻り四国一周を完了！ 徳島→和歌山→(名古屋)
こんにちは、今日は四国一周の最終日になります。来た時と同じように徳島港からフェリーに乗って和歌山まで向かいます。和歌山からは親に車で自転車を運んでもらうので時間を調整し、１３時代のフェリーに乗る予定となっています。その時間までは徳島を観光するという流れです。
ホテルを出発したのは１０時ごろです。昨日も食べましたが、徳島ではラーメンを食べていこうと思います。実は徳島ラーメンには茶系、黄系、白系といってスープの色で大きく分けられています。昨日食べたラーメン東大は茶系に当たります。できれば３種類全てのお店を回りたいところですが、白系の店は離れた場所にあってなかなか行けないと思います。それでまず行ったのは徳島ラーメンのなかでも先駆者的ないのたにさんの本店へ行きました。
ネットに書いてあった営業時間は１０時半からで、出発してから３０分時間があるので徳島駅へ寄ってからいきましたが、普通に１０時半よりも前からお店に入ることができ、ラーメンとたまごを注文しました。スープの色は濃厚な茶色で、たまごの黄色がきれいです。味も美味しかった記憶はありますが、詳しいことは覚えていないのが残念です。味の感想を音声にして撮っておけばよかった。
ラーメンを食べたら徳島市街地で観光できる場所として眉山(びざん)に登ろうと思います。徳島の街から見える山で、眉の形にみえるからこの名前になったらしいです。登山といっても大した山では無いので展望を見に行く感じで登ります。それでまず眉山の登山口までいきました。
登山口には神社があって、まずはそちらにお参り。そしたら目に入ったのが大吉か凶しかでないおみくじがあって、これはぜひやってみるべきだと思い引いてみました。結果は凶で、これが人生初の凶となりました。大吉がでても凶がでても神社の方に言いに行くとお守り的なものがもらえます。すごく小さいですが、悪運を打ち払ってこれからがよくなるようにとのことです。こんなおみくじ商売上手だなとも思いましたが、面白い体験でした。
お参りをしたら眉山に登っていきます。最初のうちは階段がありますが、途中からは山道になって斜面を登っていきます。上から降りてくる人も何人かいて、おそらく散歩のような感じで眉山に登る人もいるのだと思います。それでも斜面は急で、最初はタイムアタック気味で行っていましたがどんどんペースは落ちました。標高は290mなんですが、途中にあと何メートルとかの看板があって、しかしそれが距離なのか標高なのかなよくわかりませんでした。だってどちらにしてもおかしい数値におもえたんですから。
結局、上り始めは１０時５８分で頂上の建物２階にある鐘に到着したのが１１時２０分でした。だいたい２０分という結果ですが、斜面が急でなかなか疲れました。眉山の上の方はアニメの町おこし的な感じになっていて、建物内にはコラボカフェみたいなのがありました。眉山は歩き以外にもロープウェーや車で展望台までくることができます。ロープウェーは今日は止まっていましたが、上にいた半分くらいの人は車で来たんだと思います。
展望台からの景色は曇っていて、若干雨もあった天気なので綺麗という感じではなかったですが、徳島市の街を眺めることができました。それから万華鏡みたいなものが置いてあって、下から覗く変わったものでした。３D万華鏡っていう説明だったかな？模様は自動で変わっていくので中に入った人は上を眺めるだけで大丈夫です。
上からの景色を眺めてたらあとは特にすることもないので下山して、次の徳島ラーメンのお店へ行くことにしました。銀座一福さんの本店へ行き、ここは黄系でしたかね、少し並んでからお店に入りました。こちらも例の如く味はあまり覚えていませんが、店員のおばちゃんに話しかけられたのが西川昌徳さんが常連だということで、僕と同じく自転車で旅をしているからきっと仲良くなれるよとおばちゃん経由で西川さんに連絡先が渡されました。その何日も後、西川さんから連絡が来ましたが、メインのSNSが違うということもあったりでなかなか交流ができていない感じです。
お店を出て準備をしていると、そこでも話しかけてくれた方がいて飲み物を買ってあげるからお話をしようということになりました。ありがたくコーラを買ってもらってお話をすると、その方も元旅人で、ヒッチハイクで全国を巡っていたとのことです。旅についての話で盛り上がり、差し入れなんかの旅人文化や繋がりの素晴らしさを改めて感じました。僕も今は受け取るばかりですが、いずれは何かを渡してあげれるようになりたいです。
話しかけてくれた方は会社のお昼休みだったみたいで、僕もフェリーの時間がありますから、名残惜しい部分もありますがお別れしました。話をしていたことが会社にバレるとまずいみたいなので写真は載せないですが、やっぱり話ができることはいいことです。
そしたら時間は１２時５０分で、ここから徳島港に向かったらちょうど良さそうです。しかし、この日は風が強くて徳島港へ向かうのにものすごい向かい風でした。大変になりながらも徳島港の受付まで行くと、なんとコロナの影響で１３時の便は無くなったとのことです。これは大事件で、これの次は１６時の便になってしまいます。ここにいてもしょうがないので一旦少し戻ったダイソーまで行き、そこで親に連絡をすることにしました。親もないものはどうしようもないとして、残りの数時間をまた徳島で潰すことにしました。
そしてダイソーでしばらく座り込んでいると、差し入れを持って渡してくれた方がいました。今日が最終日だというのになんとも巡り合わせがいいです。差し入れは飲み物とプロテインバーなんかで、たくさんもらってしまったのに今日が最終日なのが申し訳なかったです。余った分は次の夏休みまで取っておくことにします。
その後は徳島駅へ戻りました。和歌山まで戻る前に一つやることがあって、それは今の自転車キャリアを作るにあたって場所と材料をくださった方へのお土産です。元々はフェリー乗り場のお土産屋さんで買おうと思っていましたが、時間があるので徳島駅のお土産屋さんで買うことにしました。
徳島駅は駐輪場が地下にあって最初は少し探しました。自転車を駐めて徳島駅地下のお土産売り場へ行き、色々悩んだ挙句なると金時を買っていきました。小分けで子ども達にも分けやすいもので、ダンボールのパッケージが気に入ったのでこれにしました。
お土産を選んでもまだ時間はありますが、これからさらにラーメンを食べるのも何だなと思い、カラオケに行きました。すごい歌いたい気分でしたが、これまでは日本一周中にするべきではないだろうということで行かなかったのです。４５分がよかったのですが１５分で区切れないので３０分、ワンオーダー制なのでけっこう高くついてしまいました。歌っている間は気持ちよかったですが、その後は本当にもったいないことをしたと思いました。やっぱり普段できることで時間を潰すのはこれ以降はやめようと思います。すごい後悔しています。
カラオケの後は少し自転車屋さんをみてから徳島港へ行きました。帰りの船はなぜか行きよりも高かったですが、特に何もなく和歌山まで渡りました。マットの寝っ転がれるスペースで作業をしていたのを覚えています。徳島港まではものすごい風でしたが、意外と海上に出るとそこまでではなかったです。
和歌山港へ着いたら下船して、出発地点である和歌山駅へ向かいました。この時間になると暗くなり始めていて、街に明かりがついています。１９時ごろに和歌山駅へ到着して写真を撮り、父親が待つコンビニへ走ってこれにて四国一周編が終了しました！
四国一周もあっという間に終わってしまいました。室戸岬から高知、四国カルスト、四万十川、しまなみ海道やうどん屋巡り。しまなみ海道やサンライズは始めた頃は遠い日のことでしたが、それももう過去で長いと思っていた時間はすぐに過ぎてしまいました。多くの人と出会ったりもありましたし、一周を通してすごく充実した日々でした。しかしそれでも行き逃した場所や、もう一度行きたい場所もたくさんあって、再び四国を訪れるのがまた楽しみです。次に再会するのは２ヶ月後の夏休みですが、そちらも満喫できるように準備をしっかりしていきたいと思います！
今日のまとめ
走行時間 2時間半くらい
走行距離 25kmくらい
(データ撮り忘れちゃいました)
食費 ラーメン２つ
お土産代 ２６４６円
雑貨 １１０円
カラオケ ６９３円
おみくじ １００円
船代 ３３００円
計 ６８４９円＋α
