多忙大学生が自転車で行く日本一周

課題に追われる大学生が日本一周の出来事を記す備忘録的なブログです

127日目 レンタカーで三陸海岸の観光 仙台→(陸前高田)→仙台

<2021年10月1日>

こんにちは、今日はレンタカーを借りて仙台周辺と三陸海岸の観光をしたいと思います。フェリーに乗るまで2日間が観光できるわけですが、せっかくならずっと仙台にいるのではなく、宮古よりも南の陸前高田とかも見れたら効率が良さそうだと考えました。24時間のレンタルで明日の朝に返せば、戻ってくる時間をあまり考えなくて良いのでそれでいきます。

ホテルを出発したのは9時ごろです。事前に調べたところによると、いつも借りている安いレンタカーがすぐ近くにあるのでまずはそちらを訪ねました。しかし、ちょうど他の人が借りていってしまったのか、残念ながら車が無いとのことです。昨夜にネットから確認した時には予約ができたので、ちょっとした差だったのかもしれません。

ということでレンタカーが借りられるお店を探し、訪ねていきました。移動距離も歩いてではちょっと遠い距離になるので自転車を出してきます。はじめに行った格安のレンタカー屋さんは事前予約が必要ということだったので、次に行ったタイムズレンタカーて車を借りました。自転車も敷地に駐めさせてもらえたのでよかったです。書類を書いて、必要な荷物を乗せたら出発できたのが10時になりました。

陸前高田の方向を目指しつつ、道中のスポットを見ていきます。最初は日本三景の一つである松島です。1時間ほど走って到着しましたが、さすが観光地だけあって車をどこにとめようか迷ってしまいます。とりあえずコンビニでカップ麺を買い、車の中で少し調べました。松島にはお寺とかいろんな観光できる場所があるようですが、景色を見るのであれば松島四大観という4つの場所が良さそうです。それでネットの画像を参考に大高森というところへ行くことにしました。それ以外のスポットは時間の問題と、天気がそこまで良くないことから今回は見送らせてもらいます。

曜日や天気の関係からか松島中心地はそこまでは混んではいませんでした。けれどこれが休日とかだと人がいっぱい来るのでしょうね。道路が狭めでお土産屋さんとか公園が両サイドにあるので渋滞しそうです。大高森はそんな中心地からは結構離れた場所にあります。10km以上あるので車で向かい、大高森の入り口近くにあるお土産屋さんの駐車場へ止めて山を登りました。

大高森入り口

コンビニにいた頃はまだ雨はほとんどなかったのですが、大高森では割と雨が降ってきてしまいちょっと嫌でした。まあ、土砂降りだったり風があるわけではないので、それなりに濡れる程度で済んだのが救いでしょう。今日を自転車で観光していたのならばこんな天気の中でずっといないといけませんが、登山後は屋根のある状態で移動できるのが本当に楽な点です。

ということで大高森の展望台まで行くには15分ほど登らなければいけません。綺麗に舗装されているような道ではないのでちょっとは気合いを入れていくほうがいいでしょう。山頂には東家があったのでひとまず安心し景色を見てみましたが、まあある程度の予想通りです。雲が空の低い位置にあって全体的に灰色の景色ですね。

山にぶつかった雲の様子とかを眺めるのも面白いですし、これはこれで風情があるのかもしれません。けど、今度来た時には松島の他の観光と一緒にリベンジがしたいですね。ぜひ天気の良いここからの景色を見てみたいです。

そしたら山をおりて、お土産屋さんでちょっと買い物をしたら次の釣石神社へとむかいました。こちらの神社は落ちてきそうな大きな岩がある神社で、唐揚げを売っているおばちゃんがサービスをしてくれるとかで以前におすすめされた場所です。近くまできたところで道の工事をしていたので、神社の駐車場まで行くのに少し道に迷いました。

駐車場からはもう岩が見えました。確かに明らかに落ちてきそうに見えて不思議です。一緒に、隣の階段がかなり急なのが目に入ります。それで、唐揚げの売店ですが残念ながら今日はやっていませんでした。まあ確かに休日でもないこんな雨の日にここに来る人はかなり少ないでしょうからね。唐揚げは諦めて、上の方まで行ってみることにしました。

階段の上から

階段をのぼっている最中にまた雨がだんだんと強くなってきたので、一番上の社までついたらお参りと雨宿りをしました。ちなみにここからは岩は見えません。

雨宿り

数分間待って、少し収まったかなというところで下まで降りて釣石神社を出発します。今度は陸前高田の奇跡の一本松です!車で移動をし、途中でオンラインの初回授業オリエンテーションを聞いたり(10月に入って夏休みが終わったので)、コンビニで軽食を食べたりしました。そうすると到着したのが17時前くらいと、なかなか時間が押してしまっています。

奇跡の一本松は道の駅高田松原から歩いて見に行くことになりますが、道の駅が17時に閉店ということで先にこちらを覗いてから一本松を見にいきました。松原とつくようにこの辺りは以前は松がたくさん生えていたというのに、そんな中で1本だけ津波に耐えて生き残ったというのは本当に奇跡のように感じます。

辺りがまっさらな状態を見ると本当に津波の威力ってすごいんだなと感じます。残念ながら残った塩の影響で一本松自体は枯れてしまったらしいですが、現在はその姿を残すように補強がされているということです。しかし、この周囲は今後再生されていくのでしょうか。何もないまっさらな状態に再び植物が生えたりするのは喜ばしいことにも思いますが、また一方で震災の威力のすごさを人に感じさせるにはまっさらな状態に一本松がある方がインパクトがありますよね。

一番近くまで寄って写真を撮ったりしていたら時間ももう17時半と暗くなってしまいました。今日はあまり観光ができなかったかもしれませんが、これから内陸の方へ進み、仙台までの帰り道に4号線を使います。その途中で最後に1箇所見ていきます。

ですがまずは夕飯。三陸海岸のあたりで食べることも考えましたが、ちょうど良いお店がなかったので284号線で内陸側へと進み、一関周辺の4号線沿いのお店へ行くことになりました。この辺りはつい昨日に自転車で通った道なのですごく覚えています。結局、夕飯はマックになり、コンビニで買ったコーヒーでビッグマックを食べました。

この時点でもう19時半です。あたりはすっかり真っ暗ですが、こんな時間から厳美渓という場所へ行ってみました。夜で目では見えないですが、一眼の長時間露光を使えば写真が撮れるのではと思ったわけです。一関から5kmほどで道の駅厳美渓へ到着し、ここから歩いて厳美渓へ行きました。

周囲は割と普通の住宅地で、コインランドリーとかもあります。厳美渓へ近づいても暗くて見えないので、案内看板があるなど以外は普通の住宅地の川と変わりません。しかし、一眼で撮ってみれば確かに面白い地形を流れる川がそこに映っていました。

橋の柵があるので三脚で固定しておくことができず、手で固定しながら長時間露光するのはなかなか難しかったですが、見れるレベルの写真も少し撮れたのでよしとしましょう。街灯があるので木が照らされてすごく明るくなる一方、水は光が当たっておらず、うまい具合の明るさ調整が難しいです。最終的には雨も少し降っていたのである程度で帰りました。

道の駅へ戻り、これで今日の観光は終了です。今日は車中泊ですが、明日にレンタカーを返すことも考えて仙台に近い道の駅へ移動して、そちらで寝ようと思います。21時近い時間に厳美渓を出発し、道の駅おおさとへ到着したのは22時過ぎとなりました。明日は早いのでトイレを済ませたら寝袋に入り寝ました。

今日は車でいくつかの観光地をちょろっと見た感じになりましたが、雨の日でもこうしてかなり動けたのがよかったです。明日もフェリーの時間まではいろいろと見る予定なので、楽しんでいこうと思います。

 

今日のまとめ

走行時間    0:13.53
走行距離    2.33km

食費     1351円
レンタカー  7645円
お土産    2926円
計     11922円