多忙大学生が自転車で行く日本一周

課題に追われる大学生が日本一周の出来事を記す備忘録的なブログです

93日目 ぐるっと利尻島 利尻島

こんにちは、今日は風で漁が無ければ利尻島を一周しようと考えていましたがやはり朝の放送はなく、予定通りに自転車で走っていこうと思います。しかし一周をするにあたってやりたいのがスタンプラリー。利尻島を一周するようにスタンプが置かれていて、そのポイントは利尻山が綺麗に見えるポイントです。しかしそのスタンプラリーの台紙は島の駅に売っているわけですがその営業時間が始まるまで待ちました。それから荷物はキャンプ場のテントへと置いて軽い状態で走ります。
およそ11時ごろ、スタンプの台紙を買ってからセコマで買い出しをしました。そうしていると昨日にあったトゥクトゥクの4人御一行がやってきて、今日はみなさんで利尻島を一周するそうです。バイクと自転車なので速度は違いますが、もしかしたら何度かまた会えるかもしれませんね。そして利尻島を反時計回りに走り始めました。特に深く考えはせずに反時計回りだろうと走り始めましたが、鴛泊から沓形までが反時計回りだったのと、利尻山側の道を走りたかったからかもしれません。ちなみにスタンプナンバリングは泊まっている沓形のキャンプ場が1番でした。
走り始めて最初のスタンプは体育館の駐車場にありますが、そこまではすぐに到着しました。残念ながら天気は晴れていますが山には雲がかかっており、山が描かれたスタンプのようには利尻山は見れませんでした。
次は嶺峰湧水です。これは温泉に置いてある水の場所ですね!ここに到着する前にトゥクトゥクに追い越され、そして再開です。湧水は思っていたよりもかなり勢いが良くて、僕はボトル1杯に水を入れただけですが、車で大きなタンクを持ってきてそれに水を入れている人もいました。

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嶺峰湧水です

 

それから先に進んで次は利尻町立博物館です。この博物館は利尻島の下の方にありますが、スタンプの間隔が短くてあっという間に着いてしまうため、利尻島ってけっこう小さいなと感じました。博物館はどうせなら見ていこうと思い、入館料の200円を支払って中を見ました。利尻島にいる生物の剥製がたくさんあって驚きましたし、利尻島の漁師道具や漁の方法も解説されていてこんな方法でうにを取っているんだなと思いました。

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次は仙法志御岬というところへ行きました。こちらでは海の岩場に遊歩道があって、海の中にうにがいる様子を見ることができましたが、これは本当にうにがここで暮らしているのかな?人がここにうにを入れたように思えてしまいます。

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うに、写真だと見えづらいですね

 

それからも利尻島の外周を走りましたが、感じたのは思っていたよりも小さいことと坂が多いこと。次はオタトマリ沼という、白い恋人のパッケージに描かれている場所へ到着しました。実は白い恋人のあの山は利尻山だったのですね。沼からの景色もやっぱり山には雲がかかっていてちょっと残念でした。次に実際のパッケージの写真のアングルが見られる展望台へ行きましたが、やはり雲はかかっていました。坂は大変だったのにこれなので、せっかくということもありますしベンチで寝っ転がって少し休憩しました。

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オタトマリ沼から

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白い恋人の丘!

 

20分くらいいましたが、やっぱり利尻山の雲は消えません。どうせ消えるならここで山をきれいに見たいと思っていましたが、やっぱり山頂付近は予報とは違って分からない天気です。

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山頂以外はいい天気

 

スタンプを押しながら進み、途中の野塚展望台には利尻島のモニュメントが置かれていました。ザ・利尻島みたいなモニュメントですがなぜここなのでしょうか。フェリーターミナルとかにあったほうが良いかとも思いますが、逆に島の反対側に設置することで利尻島一周みたいに楽しんだ人しか来られないことに意味があるのかもしれませんね。
野塚展望台からは自転車専用道路が始まっていました。もちろんこちらを走りますが、島を一周するようにあると思っていたサイクリングロードは自転車専用区間はここから沓形までのようです。

f:id:miuraoro:20210921101423j:plain自転車道は山の中へ進んでいき、次のスタンプポイントは姫沼というところです。実はこの姫沼がそれなりにのぼったところにあり、スタンプ関係なく利尻島一周のとはここで少し必要な体力に差が出ます。さらにここのスタンプのみ店にあり、営業時間のうちに行かないとスタンプが押せないのです。特にギリギリだとか言うわけではありませんがのんびりはしていられないと思いながら進んでいきました。
サイクリングロードは山の中を走って上っていきます。そして姫沼への道の分岐点に着き、ここが標高80mです。それからさらにのぼって標高が120mになるまで行きました。これがただ単に利尻島を一周するのとは違う点です。姫沼の駐車場へは16時前の到着になりました。
姫沼とそのスタンプへはここから歩いて橋を渡って行きます。橋は思い出橋とか名前がついていて期待させそうなものでしたが特に普通の鉄の橋でした。渡ったらすぐにある売店でスタンプを押し、売店に関しては商品はほとんど写真やポストカードでした。なのて軽く見てから姫沼の周りの遊歩道を歩きました。

f:id:miuraoro:20210921101633j:plainもちろん、残念ながら利尻山の山頂には雲がかかっています。でも、今までで一番良い雰囲気な気がします。池には大きめな鳥がいましたが草の影に隠れてうまく写真は撮れませんでした。けれどそういう鳥が来るようなきれいな場所でした!
姫沼のあとはもう鴛泊に近いので、利尻に着いた日に通った道をなぞるのみです。その帰り道にペシ岬というちょっと山になった岬へ登りました。
適当なところに自転車をとめ、急めな階段を登ったところにあるスタンプを押し、さらにてっぺんの方まで登っていきました。すると利尻山は相変わらず雲がかかっていますが海側の景色はきれいです。ちょうどフェリーが鴛泊港に入ってくるところだったのでいい被写体だと思い、写真を撮って、灯台がありますから良いアングルを目指して少し急ぎました。

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ペシ岬の展望台から

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灯台とフェリー

 

それからはもう日がどんどん暮れてきます。お腹も空いてきたので鴛泊のゆーきさんに教えてもらった中華料理屋さんでチャーハンと麻婆豆腐を食べました。地元のお店って感じですが美味しかったです!

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それで店をでると明るさも一層減り、向かったのはヤマトの宅配センターでした。近くのスーパーでダンボールを買ってきて、それにお土産を詰め込んで発送します。実は出発時からお土産に実家へ送るもののみを自転車に積載していたのでした。
宅急便はフェリーに乗せるため出荷は明日になってしまいます。特に問題はありませんが離島感がありますね。
荷物をお願いしたら次のスタンプ目指し走って、利尻空港の辺りに来たらもう真っ暗です。夕飯も食べてますしあとはキャンプ場へ真っ直ぐ。到着したらたま子さんとゆーきさんとちょっと話をしてから就寝しました。明日は漁がなければ利尻山登山ですね。天気が明後日からは曇ってくるのでラストチャンスでしょう。今日のように山頂に雲がかかっていてもそれはしょうがないということで朝は早めに起きたいと思います!

今日のまとめ

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走行時間    3:44.38
走行距離    67.10km

食費     2482円
土産代    2043円
ステッカー   270円
スタンプ台紙  200円
観光費     200円
宅急便    1776円
入湯代     650円
宿泊費     500円

計      8121円