７５日目台風をやり過ごすフェリーターミナルでの作業　青森→青森(→函館)

こんにちは、今日は基本的に停滞で、フェリーターミナルにてブログなどの作業をしつつここを通る旅人を待ち構えようという算段です。外は雨ですし他に特別にやることといったら溜まった洗濯物を洗いにコインランドリーへ行くことと(昨日今日は寝巻きで行動してました)、夜に青森名物の味噌カレー牛乳ラーメンを食べることです。昨晩は店が閉まってからの到着でしたので今日の夜に食べたいと思います。

朝は特に早いこともなく８時くらいから行動開始したと思います。寝ている夜間にもフェリーがいくらか出ていますからその案内で目が覚めがちでしたが、マットなんかを片付けて朝食にパンを食べました。そしてたま子さんにコインランドリーに行くからと言ってから９時くらいに外へ出ました。外はもちろん雨が降っていますが、いっときの予報ほどではなく走れなくはないです。フェリーターミナルの近くにコインランドリーはないので2kmほど走りましたが、さすがにこれだけあるとしっかりと濡れてしまいます。寒いのでジャケットを脱ぎ洗濯をします。その間もブログを書いたりしましたが小腹が空いたので道路向かいのコンビニにカップ麺を買いに行きました。しかしそんな一瞬であってもけっこう寒かったです。買ったカップ麺はもちろん辛いやつで体を温めようという算段です。

f:id:miuraoro:20210820143016j:plain — ファミマのチキン、期間限定で大きくてラッキーです

洗濯が終わったらフェリーターミナルへ戻ります。こんな雨で寒い状況ですから近くのワークマンでレインコートを買おうと考えていますが、それは夜にラーメンを食べに行く時でいいでしょう。そしてさっきよりも少し雨が強く、寒い思いをしながらフェリーターミナルへ到着。こんどは青函フェリーのフェリーターミナルです。地図を見ていたらこの青森と函館の間は２つのフェリーがあり、こちらの青函フェリーの方がかなり安かったので乗るのはこちらにしたいと思います。津軽海峡フェリーは帰りに函館から大間へと乗るのでフェリーターミナルにいたことは許してください。

たま子さんにもそのことは伝えてあったので先にたま子さんがいました。しかしこちらは人が少なかったです。そりゃあこの航路を調べたら津軽海峡フェリーが出てきますからね。誰も来ないので作業をしながら途中でコンビニへ行ってカップ麺を食べたり、そんな感じで時間が過ぎていきました。

f:id:miuraoro:20210820143021j:plain — 溜まってしまったレシートを計算

f:id:miuraoro:20210820143028j:plain — この地方限定の焼きそば、わかめスープは食べた後の容器で飲みました

それで大体１５時ごろ、とある人が到着。それは秋田駅であったあいすさんです。何の運命かあいすさんは大間から北海道へ渡ろうとしていたところ、その航路は今は台風の影響で欠航になり、わざわざ青森からフェリーに乗り、それが今日だということをSNSで知ったので連絡をとって会うことができたのでした。あいすさんとは軽く話をしましたがフェリーの時間があり、そんなに長くはいませんでした。なにせ彼は雨でスマホが壊れて新しいものを買ったりとここ数日は大変だったようですから。

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１時間も話せないままあいすさんは行ってしまい、それから少し作業をしたら僕らもラーメンを食べに行きました。お店は味の札幌浅利さんです。青森駅の方にあるのでそっちまで走って行きます。この時間(１８時ごろ)だともう雨は降っておらず、寒いというほどではありませんでした。お店へ着くとけっこう人が並んでいます。到着したのは僕らが先だったのに自転車を止めていたら列がさらに伸びたのが少し悔しい。実は味噌カレー牛乳ラーメンは本店の方が今日は休みで、それもあってこちらのお店に客が集中しているのかもしれませんでした。

しばらく待っていたらおなかもとっても空いてしまいました。席へ通され注文したのはもちろん味噌カレー牛乳ラーメンで、大盛りにライスをつけました。味は初めてラーメンを口にした瞬間、優しいお酒の香り？(アルコールっぽい部分ではない)のようなものが感じられましたが、２口目からはそれはなくなりました。味噌とカレーと牛乳というものすごい組み合わせですがこれがすごくて、なんていうか一つの味になっていました。味噌が感じられてカレーも感じられてといった具合ではなく、味噌カレー牛乳という一つの味です。普通にこの味がおいしいので名前ほどにはパンチのある感じではありませんでした。これまで僕が食べてきた奇食は嫌いな人は絶対出てくるような感じですが、これはそんな人はほとんどいないんじゃないかな。

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夕飯を食べたら帰り道にワークマンへ寄ってレインコートを買いました。上もちゃんとしたのがあったらあったで便利なのですが値段を見てしまうとすこしためらいが出てしまいます。それで１０００円くらいの下だけをかってok、最後にまたフェリーターミナルへ戻りました。

フェリーターミナルへもどってまたしばらく作業をします。乗船は２人とも今夜の２時からにし、これに乗れば船で寝て翌朝に北海道に着いているという計算です。６時前に到着するので睡眠時間は短いですがしょうがないでしょう。乗船券が買えるようになる１２時までの間、たま子さんは仮眠をし、僕はひたすら作業をして時間を逃さないようにしました。

１２時半ごろに乗船券を購入、学割が効くのがラッキーでした。さすがにかなり眠いですがあとは２時まで頑張って起きているしかありません。たま子さんも起こして乗船券を買ってこさせ、１時４５分に乗船開始をしました。津軽海峡フェリーの方は馬鹿でかいですが、こちらの青函フェリーは今まで乗ってきたフェリーと大差ないので普通に乗船、寝袋とマットくらいを持ってカーペット席へ行きました。もう今すぐにでも寝れるっていう感じでしたが出航の様子だけは見て、船内も軽く探検してから寝ました。

f:id:miuraoro:20210820143111j:plain — 夜の軽食にりんごパイ

f:id:miuraoro:20210820143118j:plain — 夜の軽食にりんごパイ

明日は起きたら北海道です。自転車での北海道はもちろん初めてでとても楽しみです。試される大地とはよく言いますがそれがどれほどなのか、自分の力を試す気持ちで臨んでいきたいと思います！

あと、たま子さんとは到着した函館までは一緒ですが、そこからは方針の違いでルートが異なるのでお別れとなります。僕は北海道の左下の半島？を横断して積丹からまわっていきます。たま子さんは内側の八雲、室蘭の方から札幌へ出ます。こちらの方が北海道をまわった旅人との遭遇率が高いのでたま子さんは選んだのです。お別れになるのは少し残念ですが、札幌からはまたルートが一緒なので会えることを願って！