多忙大学生が自転車で行く日本一周

課題に追われる大学生が日本一周の出来事を記す備忘録的なブログです

55.5日目 二泊三日、サンライズで行く弾丸ツアー (高松)→(千葉)→(高松)

こんにちは、今回はテストを受けに千葉へ帰る、サンライズでの往復を書いていこうと思います。前回はホームに電車が到着するところまで書いたので、そこからです。時間的には11日の夜から12日にテストを受け、その後13日の朝に高松まで戻ってくるところまでを書くことになります。

それでは、サンライズが到着したホームにはさほど人がいません。それもそのはずで出発時間の30分くらい前なので普通であればもう少し後の時間に来るでしょう。他にいた人は2、3人でスーツケースなどを持っていて、いかにも東京へ行く人って感じがします。電車が到着したらすぐに扉は開き、とりあえず自分の部屋へ荷物を置きに行きました。今回はソロで、一番狭くて安い個室なので、個室部が2階建てになっています。特に1階か2階かの指定はしていませんでしたが、6号室で車両の中ほどにある1階の部屋でした。本当にどこでもよかったのですが、車両の真ん中あたりは車輪から離れているので振動や音が端の部屋よりも少なめです。1階の部屋は2階ほどの展望はありませんが、地面と近くてスピード感が感じられます。といっても、これはネットからの情報の受け売りですがね。

f:id:miuraoro:20210727124630j:plain

高松駅の写真

f:id:miuraoro:20210727124645j:plain

電光掲示板にはサンライズ瀬戸の文字があります

それでは出発までまだ時間があるので写真を撮ったり、車内を探検したりします。写真を撮りに出た外のホームは、特に何もありませんね。ぼちぼちサンライズに乗るであろう人は来ましたが、なにせ一番端のホームですからここは静かなものです。

f:id:miuraoro:20210727124705j:plain

f:id:miuraoro:20210727124717j:plain

そして車内探検。サンライズにはいろんな部屋のタイプがあって、大きさもさまざまなんですが外から見た窓の形状では意外と差が少なかったです。車内から扉の空いている部屋の中を覗いてみるとぼちぼち違いがありますね。でも、これまでネカフェで狭い中寝ていた自分であればソロでも十分な広さです。1階のソロは入り口付近に多少荷物を置くスペースがあって、ベッドの半分が天井が低い感じですから寝るスペースとしてはしっかりあります。

f:id:miuraoro:20210727124747j:plain

これは後で撮った写真ですが、どのくらいの広さか分かると思います

そしてサンライズにはシャワーがあります。良い部屋に泊まるとシャワーの利用権が無料でついてきますが、僕の部屋だと別でシャワーカードというのを買わなければいけません。330円でシャワーの前にカードの自販機があります。これは場合によっては売り切れてしまうらしいので、ここで買っておきました。売り切れになるのは岡山から乗る場合や、東京発のサンライズの場合でしょう。高松から乗る人は少ないので間違いなく買えるといった具合です。

しばらく車内探検をして帰ろうかなという時に、部屋がわからずに困っていそうな人を助けてあげました。女性の方で、サンライズは初めてと言っていました。切符を見て部屋へ案内、僕より一つ上のシングルの部屋で、途中で車掌さんとあったので用件を伝えてこれにて一件落着です。

サンライズにはデッキで座れる場所もあります。電車が発車したらしばらくここで外の景色を見ていました。扉が閉まるところは全く気がつかず、静かに発進していきました。高松を出発してすぐに夜景は灯りが少なくなり、たまに通過する駅のホームがとても明るく感じます。5分くらいしたところで部屋へ戻ったところ、こんな早くに検札の人が来ていました。ちょうど自分の部屋を通り過ぎたところで急いで切符を見せました。乗車券と寝台券を見せて、完璧ですねと言われました。なんとなく雰囲気がいい感じです!

f:id:miuraoro:20210727124749j:plain

こちらはデッキの写真

さて、部屋に戻ったらしばらくのんびりしていました。寝台列車の特権とも言えるのが明かりを消すことができるところです。電車内の明かりがないことで窓の反射がなくなり、外の景色がよく見えます。1時間くらいで岡山まで着くのですが、岡山で連結作業があるのでそれまでの休憩です。途中で瀬戸大橋を渡ります。いい景色が見えるかなとも思ったのですが、実際は明かりがほとんどなくて真っ暗でした。

f:id:miuraoro:20210727124803j:plain

これは駅通過時の画像で、ホームのあかりが明るいです

岡山へ着いたら自分の乗っているサンライズ瀬戸の後ろにサンライズ出雲が連結されます。そして、一緒になって東京まで向かっていくわけです。少し待っているとサンライズ出雲が入ってきて、連結作業はすぐに終わりました。僕はホームへ出て見ていたのですが、そんなわけで作業が終わったらすぐに車両の中へ入る必要がありました。ちなみに岡山駅にはそれなりに人がいて、一緒になって連結作業を見ていました。

f:id:miuraoro:20210727130039j:plain
f:id:miuraoro:20210727124814j:plain

岡山を出発したらシャワーを浴びにいこうかなと思います。部屋へ戻ってタオルなどを取りに行きます。ちなみにアメニティとして浴衣もありますが、明日の朝に着替えるのがめんどくさいのでこれは使わないことにしました。そしたらシャワールームへ行き、いろいろ見てみました。シャンプーなどはあるようです。シャワーカードを機械に通したら使えるようになり、カードはお土産に持って帰れるようです。時間制限は6分間でした。ただ、そこいらのキャンプ場のシャワーと違ってお湯を止めている間は時間が進みません。さらに時間制限が近づいてくるとブザーがなるので泡のついたままシャワーが止まるなんてこともありません。もちろん電車は動いているので揺れたりしますが、こういうのも面白いです。滑ったりするのはちょっと気をつけないといけないですが。

6分間のお湯は短くは感じますが、僕の場合は体を洗うのに十分でした。最後にシャワールームの洗浄を行い、ボタンを押すと轟音と共に部屋が洗われました。シャワーは連続して使う事はできないようで、場合によっては前の人の後すぐには利用できないらしいです。これはシャワーで使うお湯は温めて溜められているらしく、シャワーを浴びたらまた温め直さなければいけないからです。

シャワー後は駅弁を食べました。もう時間は1時とかですが、楽しくてあまり眠気がありません。松山の醤油めしは味のしっかりついた炊き込みご飯にいろいろのっています。鶏肉が入っていて、これもしっかり美味しいです。駅弁のなかではどちらかというとシンプルめですが、食材それぞれの味がしっかりしていてすごく美味しかったです!

f:id:miuraoro:20210727124817j:plain

高松で買った松山の醤油めし!

結局、弁当を食べ終えて寝ようとしたのは大阪も過ぎたところでした。岡山から姫路まではちょっと内陸の方を電車は通ったので、ここは以前に自転車で通ったルートとは異なりますが、そこからは自転車で走った区間でもあります。目も結構冴えていたので、もしかしたら名古屋のあたりまで起きているかもなと思っていましたが、部屋を暗くして寝っ転がっていたら寝ていました。一度、米原で停まっているところで起きましたがまたすぐに寝ました。やっぱり音は少なめで振動もあまり感じないので寝心地は想像よりももっと良かったです。

翌朝、起きたのは横浜のあたりでした。時間は7時ごろで、数えてみれば寝ていた時間は短いです。東京へはすぐに着くので、寝台列車だと寝るのに意外と忙しいと感じました。久しぶりに東京の方まで来ましたが、すごく意外だったのは駅のホームに全然人がいない事です。時間的にはラッシュの時間だと思いますが、乗り口に数人並んでいる程度でした。さらに東京に近づいて山手線の駅を見ても、ホーム全体で10人くらいしかいません。さすがに緊急事態宣言でテレワーク化が進んだからなんでしょうか。荷物をまとめ、着替えることで列車を降りる準備を整えました。

f:id:miuraoro:20210727124826j:plain

降りる準備を整えて待っている図

東京に着いたら千葉まで向かうために総武線を使います。駅の混雑具合からグリーンを使う必要はないんじゃないかと思いましたが、ホームに行って電車を見てみるとこっちは結構乗っています。ここは素直にグリーンを使っていきます。普通列車のグリーンは初めてですが、まあ普通です。他の車両よりはかなり空いてる印象でした。しかし、どうも勉強の気分にはなれず、パッと資料を見ただけで終わっちゃいました。まあ、テストは多分大丈夫でしょう。

それで、最寄り駅までついて大学でのテストまであと1時間ほどあったので一度、一人暮らしのアパートまで戻りました。ここにお土産など、置いて行ってもいい荷物を置いておきます。久々にきましたが、結構汚かったです。春休み入ってから一度千葉に戻っただけだったので、頭の中で部屋が美化されていました。

それで、肝心のテストは想像よりもかなり簡単で、問題なく解けました。さすがにうちの学部は数に弱いだけあって、テストの残り時間をたくさん残して終えることができました。そのあとは友達と一緒にラーメンを食べて、家へ戻ってのんびりしていました。

f:id:miuraoro:20210727124842j:plain

やっぱりご飯おかわり自由はありがたい

夜、20時ごろになって家を出発します。明日までゆっくりして新幹線で行くこともできますが、結局帰りもサンライズで行くことにしたのです。どうせならこっちの方がレアな経験ですから。東京へは余裕を持って到着し、切符を買わないといけません。サンライズの出発30分ほど前に到着し、わざわざ改札を出て、みどりの窓口サンライズの寝台券を買いました。帰りは安いしノビノビで帰ろうと思いましたが、座席の埋まり具合を聞いてみるとなんと半分くらいは埋まっているとのことで、これでは密になってしまうので行きと同じソロを買いました。ただし、今度は2階席をお願いしました。そして、残りの時間で駅弁を買って乗車です。

サンライズの着くホームへ行くと、ちょうど入線してくるくらいの時間で結構多くの人がカメラ(スマホ)を構えていました。これだけの人が乗るのであれば確かにノビノビが半分埋まるのも納得です。電車が到着して、何人かの人が急いでシャワーカードを買いに行っていました。ただし、僕は家を出る前にシャワーを浴びてきたので今回はナシです。今回のソロの2回席には、室内に階段があります。これが意外とスペースを使っていて、サイドバッグ2つ+αを持っている僕は荷物の置き場に少し困りました。最終的には階段を使ってカバンを積み上げるように置きました。荷物とか多い場合は1回席の方が便利だと思います。

そして景色はあんまり変わらない?というかそこまで着目していませんでした。つい数時間前にもサンライズに乗っているので、少し新鮮味が薄れてしまっています。お腹が空いていたので駅弁を食べて、暇があれば作業をしようと思います。

f:id:miuraoro:20210727124926j:plain

2階席からの景色です。確かに高い

今回買った駅弁は2つあり、東京しゅうまい弁当と、常陸牛と山の恵み弁当です。どっちも美味しかったです。けど、駅弁を2個買ってお腹いっぱい食べた満足感の方が印象深いです。その後はうとうとしてきてそのまま寝ました。

f:id:miuraoro:20210727124905j:plain

f:id:miuraoro:20210727124925j:plain

下の画像はしゅうまい弁当の方です

確か、朝起きたのは瀬戸大橋を渡っているくらいだったと思います。けっこうしっかり寝れて、岡山での切り離しなんかでは寝ていました。瀬戸大橋を渡っているということはそれなりにすぐに高松に到着します。荷物をまとめて、電車を降りる準備をします。帰りのサンライズは楽しむとかいった要素は少なかったですが、人生初の寝台列車の旅は楽しかったです!高松で降りたらスタバで課題などをやりつつ、時間をみて丸亀まで戻ろうと思います。サンライズの到着した時間は7時20分ごろですから、お昼からやるようなうどん屋さんはまだ開いていません。そのための時間調整も踏まえてです。ここからは次の記事にてお話したいと思います!

今回のまとめ

f:id:miuraoro:20210727124909p:plain

f:id:miuraoro:20210727124912p:plain

f:id:miuraoro:20210727124915p:plain

食費       2510円
切符代      9900円
シャワーカード   330円
計       12740円