多忙大学生が自転車で行く日本一周

課題に追われる大学生が日本一周の出来事を記す備忘録的なブログです

23日目 フェリーなんきゅうと指宿の砂むし風呂 佐多岬→鹿児島

こんにちは、今日の予定は根占と山川を結ぶフェリーなんきゅうに乗り薩摩半島へと渡ります。その後は鹿児島まで北上し、そこで宿をとるといった感じです。

起床時刻は8時ごろ。6時頃から起きていましたが、今日はフェリーの時間に合わせるために少し余裕があります。フェリーの出発時間は9, 11, 15, 17時です。僕が乗る予定のは11時発のもので、この頃は1から2時間くらいで行ける距離だと思っていたので9時頃に出れば十分余裕があると考えていました。しかしよくよく調べてみると、距離が30kmで勾配が多いので2時間で行けるかという感じです。11時を逃すと次は4時間後、急いで撤収し向かうことにしました。
出発できたのは9時15分頃。平均時速が17kmくらいであれば間に合うかといったところですが坂があるので厳しめ。考えても仕方がないのでいつもよりもペースを上げて坂を上っていきます。一応、昨日の急な坂を経験したおかげで行きのような辛さは感じずに上っていけました。それで大体佐多の町についたのが10時くらい、一番の峠を越えることができてなんとかなりそうです。
昨日休憩したスーパーも時間がないので飛ばして、海岸沿いを爆走していきます。坂道も比較的緩やかなので速度にのって進んでいきますが、勢いが失われたのは目的の根占手前から。こんな坂あったっけっていう感じて最後の最後で立ちはだかっていました。まあ、そこも越えて結局根岸港についたのは10時45分頃。急いで切符売り場に行くとなんとか乗船券を買うことができました。記念のスタンプを少し押しているうちに乗り込みの時間になり、大隅半島ともこれでお別れとなります。

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乗船しているのは車3台にバイク1台、それから自分の自転車と1人が乗り物なしで乗ってるくらいで多くはありませんでした。宮島のフェリーと同様の形式で、結構早く進みます。乗船時間は約50分。その間に軽い食事とブログを書いていたらあっという間に山川まで着いてしまいました。
山川に降りたらスタンプを押したあと、このあたりで有名な砂風呂に入りにいこうと調べたところ、有名な砂風呂屋が2つあるそうです。そのうち一方の指宿にある砂楽は以前に行ったことがあるので、今回はもう一方の山川の砂風呂に入りに行きます。
そちらの砂風呂までのルートを走り始めてすぐに道の駅がありました。その道の駅山川港活お海道でステッカーとかないかなと入ったところ、安くて美味しそうな海鮮丼を発見してつい買ってしまいました。マグロ、アジ、タイなどいろんな魚が分厚く、いっぱいのっているのにこれで300円は激安だと思います。

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軽食をとり、休憩を終えたら山川の砂風呂へ向かいますが、このあたりも佐多のように勾配がきつかったです。なんでこんなところに道を通したんだよとか思いながらも進むこと5km、目的の砂風呂への看板がありましたがなんとそこに書いてあったのは休館日であるということでした。今日がたまたまというわけではなくて、2月から5月までずっと休館しているみたいで、だったら山川港に書いておいてほしかったですね。
やっていないものはしょうがないので、指宿の砂風呂に入りに行くことにしました。ここまで来たのは完全に無駄足で、来た方向へ戻ることになりました。
30分くらいで指宿に到着。まずは砂風呂に入ります。受付で浴衣をもらい、下は完全に裸の状態でフェイスタオル1枚を持って砂浜へ向かいます。今日は雲一つない快晴で、屋根のない場所での入浴でした。以前は雨で景色が見られなかったので、これは嬉しかったです。係員の指示に従い、寝っ転がると上から砂をかけてもらえます。砂の深い方から熱せられ、5分くらいから汗が出てきて気持ちいんですよね。目安は10分でしたが、僕は20分くらい入って出ました。
砂むし後は砂を落として普通の温泉に入ります。砂むしで体が温まっているのでそう長くは入らなかったですが。

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砂風呂は撮影禁止なので風呂の後のサイダー
砂風呂のあとはちょっとだけ指宿のあたりをぶらつきました。なんでかっていうと、指宿はポケモンイーブイとコラボしていて絵の描かれたマンホールがいくつかあるからです。遠くなくてちょっと寄れる場所のものを見てきました。
指宿を出てからは、度々休憩を入れながらも鹿児島へ向かっていきます。226号線をずっと利用していくのですが、この道が残念で、車道は走れないのに歩道が狭く段差があったりで調子よく走れませんでした。さらに、歩道の無い区間もあり、そちらは路側帯が走れなくもないものの、道路脇から植物が生えていたり、車道が狭いので車が避けづらいとか危ない感じでした。このあたりは並行する道がないのが辛いですね。
鹿児島に近づくと県道219号線、通称産業道路を進んでいきます。郊外の産業道路は2輪車用のレーンがあり、とても幅が広いので非常に快適に走れます。市街地になって2輪車用のレーンがなくなっても歩道が走りやすくて良かったです。
鹿児島の中心部に近づく前に、鹿児島県庁です。鹿児島県庁は中心部よりけっこう南の方にあるため、先に行っておかないと後々面倒になります。

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鹿児島県庁はその文字が書かれた石碑の上に看板があったのが残念でした。あとは建物がデカくて撮るのに苦労しましたね。
今日の宿はゲストハウスのKAKUREGAさんです。まず、場所が本当に分かりづらい場所にあって、住宅地の区画のど真ん中にあるため全然入り口がわかりません。大抵のお客さんは連絡して宿の方に案内してもらっているみたいです。宿自体は使われなくなった古民家をDIYで改装してあって、柱は年季が入っていたりしますが、すごい居心地が良かったです。なんか実家にいる安心感みたいな体も心も休まる宿でした。

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夕飯は自炊でスパゲティを食べたら今日もおしまいです。明日はレンタカーで観光なので、行く場所を調べたりしたかったですが普通に寝ちゃいました。布団が心地良いんですよね。というわけで、明日の朝に色々することになりました。

今日のまとめ

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走行距離    86.34km
走行時間    4:41.05

 食費    2527円
フェリー代 1300円
砂風呂   1100円
ステッカー  470円
宿泊費   2000円
計     7397円

フェリーに乗るまでは焦ったけど、指宿で色々できてよかった。砂風呂では波打ち際では湯気がたっていましたね。