17日目 九州突入と宇佐のからあげ 下関長府→宇佐
こんにちは、今日は関門海峡を通って本州を脱出、九州へ入っていきます。これまで長いこと本州を走って来ましたが、そんな本州とも一旦お別れになりますね。九州も時計回りに走って行くので、最初の目的地は大分になります。九州で最初に踏む地は福岡県なのに福岡へは一周して最後に向かうので、少し不思議な感じですね。
大分へ向かうと行っても、下関からでは距離が長い上、途中に山が聳え立っているので、今日の宿泊はその山の手前、宇佐を目標にします。宇佐に到着した時点で時間や体力に余裕があるようならば、山を超えても良いかなというサブプランもありますがね。
それではまず、長府を出発したら9号線で関門トンネルの人道入口まで向かいます。関門トンネルまでの道のりは非常に強い追い風で、道も走りやすいので10kmの道のりがすぐでした。しかし九州に入ってからは逆方向に進んで行くわけで、今追い風ということは九州に入ってからは向かい風になって大変かもなぁとこの時は考えていました。また、関門海峡は大型の船の往来が多く、おそらくこれらの船に向けたであろう大きな電子看板がありました。W,O,↑の順に表示されていたり、なんの意味があるんでしょうかね。関門海峡は車では海底トンネルや橋などのルートがありますが、歩きでも渡れるように人道トンネルが整備されており、自転車なんかで九州へ渡る人はみんなここを通るわけです。
関門トンネルでは意外と多くの人が通行していました。自転車や原付の場合は通行料に20円を支払うのですが、歩きの人は無料であることからかランニングをしている人の姿も目立ちました。また、関門トンネルにはスタンプが設置されていて、下関側と門司側で半分ずつ、2つのスタンプを合わせて完成するものでしたが、これに気づいたのは門司側まで渡ってからだったので、完成するのは九州を一周するのを待つことになります。
関門トンネルのエレベーターを上り、九州の地に立った感想は、正直実感が無かったです。というのも方向感覚が狂っていて、下関側を見ながらまだ海があるなあとか思っていたからです。実際には反対側が九州だったのに気づくまで意外と時間がかかりました。
さて、関門トンネルのあとはひたすら宇佐方面へ進んでいきます。天気予報にもある通り、今日は南からの風が強くなかなか大変でしたが、すぐに状況は変わりました。25号線を走ってトンネルを抜けてからはなぜか風が止み、さらに進んで行くと追い風になっていったのです。しかし予報をみても真逆の風向き。ありがたいことではありますが、予報が意外とあてにならないということでもあります。
さらに九州に入って気づいたことがあります。それは歩道の段差が大きいということです。交差点のたびにある段差のために、毎回歩くほどの速度までスピードを落とすことになります。歩道の路面自体はそんなに悪くないだけに残念な感じでした。段差が大きいのは宇佐まできてもずっと続いたので局地的なものではないと思います。
途中に寄った道の駅 豊前おこしかけでゆずロールを食べたりしていたら雨が降ってきちゃいました。残りは25kmほどの道のりですが、雨に濡れると動いていない間は結構寒いので、できるだけ止まらないで目的のホテルまでたどり着きました。ホテルでは濡れた服を速攻で着替えて一安心といったところです。
夕飯ですが、宇佐はどうもからあげ専門店発祥の地らしく、からあげ店の激戦区です。なのでどうせなら食べ比べしてみようと買いに行ったのです。残念ながら時間が遅くて2店舗でしか買えなかったですが、あんまりあっても食べきれないのでちょうどよかったかもしれません。味もちゃんと違って、衣の感じや肉に染み込んだ味など、差を感じられました。
以上が今日の行程といったところです。予報と違って風向きに助けられた面もありましたが、道の感じが今までと違う戸惑いもあった1日でした。
今日のまとめ
走行距離 83.87km
走行時間 4:33.55
食費 2961円
ステッカー 300円
通行費 20円
宿泊代 4224円
洗濯代 500円
計 8005円
雨はやっぱり辛いんで明日のキャンプの予定はやめて大分でホテル泊にしようと思います。今日もまたブログに時間が結構かかってしまった。